「老健施設の女性が死亡 頭にけが、傷害で捜査」『中日新聞』2010年4月24日

亡くなられた女性のご冥福をお祈りし、原因が究明されることを願います。 【関連】 ・昼食後2時間内に暴行か、愛知の老健施設で女性死亡日本経済新聞 - 7時間前老人保健施設で死亡の女性「殴られた」‎ - 日テレNEWS24 以下、中日新聞HPより転載。
老健施設の女性が死亡 頭にけが、傷害で捜査」『中日新聞』2010年4月24日  23日午後10時50分ごろ、愛知県一宮市浅井町尾関の老人保健施設アウンで、頭や手足にけがをして治療中だった入所女性(94)が死亡した。女性は「たたかれた」と話していたといい、亡くなる前に通報を受けていた一宮署は傷害事件とみて捜査を始めた。傷害致死の可能性もあるとみて調べる。  施設側が女性のけがに気づいたのは20日午後2時半ごろ。軽食を運んだ女性介護士(27)が、ベッドに寝ていた女性の頭部と右肩、右脚にあざが、右腕に切り傷があるのを発見した。約2時間前の昼食時に異常はなかったという。家族の要請で被害届は見合わせたが、22日に容体が悪化したため施設側が通報、一宮署が調べていた。同署や施設によると、女性は介護士に「たたかれて痛い」と話したが、だれがたたいたのかは分からなかったという。同署は、昼食後の2時間に何者かが女性に暴行した可能性があるとみている。  女性は寝たきり状態で、4人部屋に入所。昼食時やけがの発見時は他の入所者が同室していた。部屋に鍵はなく、外部の人も自由に出入りできる。施設側は面会者を把握していないという。  女性は、けがが発見された20日、施設の系列病院で医師の診療を受け、骨折や内出血がないため施設へ戻った。死因は急性腎不全といい、同署は24日午後に司法解剖して外傷との関係などを調べる。