2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「『介護型』療養病床の廃止撤回を」『CBニュース』2008年5月29日

矢田真司老健局老人保健課地域ケア・療養病床転換推進室長の発言。医療療養病床は、保険局管轄なので、管轄外からの発言。医療療養病床の存続は、受け皿の確保という意味では賛成。しかし、その維持費用をどこから捻出するのかが大きな課題。 「社会保障 負…

日本医療社会事業協会が(後期高齢者)退院調整加算関連の冊子を発売

5月30日、日本医療社会事業協会はHPにて、同協会が実施した(後期高齢者)退院調整加算に関する研修会で使用したテキストと協会独自「Q&A」を収録した冊子の販売開始を発表しました。非会員の方でも購入できるようですので、職場で困っていらっしゃる方…

第7・8回医療社会福祉計画論演習(08.5.29)

本日は、二木先生の『医療改革 危機から希望へ』勁草書房,2007の「第1章 世界の中の日本医療とよりよい医療制度をめざした改革」pp.1-24と「補論1-5」pp.25-42を題材に演習。 ○平均在院日数の短縮化と医業収益 「医療需要に比べて、医療供給が不足している分…

鶴舞散歩(08.5.29)

・杉崎千洋ほか「社会福祉援助の必要な患者のスクリーニングシステム-愛知県江南市・昭和病院調査より-」『研究紀要』日本福祉大学,第92号,第1分冊,1995,pp41-92 種類:量的研究 →手島陸久編『退院計画』中央法規,1996にて紹介。昭和病院(現江南厚生病院…

韓信の股くぐり

二木立「第1章補論4 私はなぜ医療者の自己改革を強調するか?-B医師との対話から」『医療改革』勁草書房,2007.11,p36に掲載。 ○韓信の股くぐり(カンシンノマタクグリ) 青年時代の韓信(漢初の武将)が、衆人の前で、ならず者の言うままに彼の股をくぐると…

新刊案内

渋谷望先生(千葉大学文学部准教授)の『魂の労働-ネオリベラリズムの権力論』青土社,2003は、とても良い本でした。これは買わずにはいられない。 以下、有斐閣HPより転載。 西澤晃彦・渋谷望『社会学をつかむ』有斐閣,2008.6上旬 ○解説 今自分がいる「社会…

withの会活動報告

近隣地域老健支援相談員合同懇親会(通称:withの会)を5月23日に開催。今回は、「当施設における支援相談員業務電子化~現状と今後の課題~」についてお話させて頂いた。 思えば本会も、2006年7月28日に第1回を開催して以来、はや2年が経過する。月日が流れ…

赤色サインペン

恩師の影響で、最近赤色サインペンに興味津々だ。特に次の2つのどちらを愛用するか、両方を使いながら現在思案中。個性的なのはPentel。シャープなのはPILOT。うーん、どちらがいいのだろうか・・・。 発売元:Pentel 商品名:サインペン 製品番号:S520-BD …

星野信也先生のホームページを発見!

『ケア その思想と実践② ケアすること』岩波書店,2008.5に収録されている、星野信也先生の論文「コミュニティ・ケア-幻想と現実」pp.237-253を読んだ。相変わらず皮肉たっぷりの文体。星野節は健在の様です。 星野信也先生は、ちょうど私が大学院に「入院」…

「介護サービス情報の公表」制度公表のお値段

5月23日、厚生労働省老健局振興課主催の平成20年度第1回全国「介護サービス情報の公表」制度担当者会議が開催された。配布資料の中に、「平成20年度における情報公表手数料設定の状況」という資料が添付されている。 中身は、一時全国の介護サービス事業…

全国老人保健施設協会組織率ワースト3

全国老人保健施設協会は、機関紙『老健』vol.19,№2,2008にて、都道府県別組織率を公表した。平成20年3月31日現在、全国にある介護老人保健施設3,499施設中3,292施設が同協会に加入しており、全体の組織率は94.1%であった。 以下、組織率が低い順にワースト3…

新刊案内

さてさて、面白いかな。 →08/5/24注文 ジェリー・L.ジョンソンほか編(村上信ほか訳)『医療ソーシャルワーク -理論と事例検討-』晃洋書房,2008.4 ○概要 さままな保健医療現場におけるソーシャルワーク実践の過程に焦点をあてた事例集。基礎および上級大学…

厚生労働省が医療療養病床削減を断念

昨日、職場で目にしてビックリ。医療施設動態調査によると、H18.2末381,840床あった(医療・介護含む)療養病床は、2年後のH20.2末には361,145床と既に20,695床減少(-5.4%)している。但し、病院と一般診療所では減少幅が異なり、前者は15,566床減(-4.3%)…

第6回医療福祉計画論演習(08.5.22)

【二木先生より紹介された資料】 ・『週刊東洋経済』5月17日号「子ども格差」特集 →道中隆「保護受給層の貧困の様相―保護受給世帯における貧困の固定化と世代的連鎖」『生活経済政策』№127,2007,pp.14-20 ※大阪府堺市の行政マン。同市の生活保護事例390例を…

平成20年度診療報酬改定結果検証特別調査項目(案)について(08.5.21)

第17回診療報酬改定結果検証部会(部会長:庄司洋子・立教大学大学院教授)が5月21日開催された。今回、平成20年度の診療報酬改定のうち、結果の検討を要すると判断された項目として、以下9つの案が提示された。 (1)病院勤務医の負担軽減 (2)明細書発…

日本医療社会事業協会が診療報酬改定独自Q&Aを発表(会員限定)

日本医療社会事業協会は5月19日、同協会HPにて会員を対象に平成20年度診療報酬改定に伴う新設項目の(後期高齢者)退院調整加算等について独自のQ&Aを公表した。 20日正午辺りまでは一般公開されていたが、午後より会員限定扱いとなった模様。報酬算定に関し…

書籍紹介

副田あけみ先生のblogにて知る。現在第2巻まで発売。以下、岩波書店HPより転載。 『ケア その思想と実践』岩波書店,2008 [編集委員] 上野千鶴子 大熊由紀子 大沢真理 神野直彦 副田義也 A5判・並製カバー・平均240頁 編集にあたって 介護保険制度がスタート…

厚生労働省「疑義解釈資料の送付について(その2)」平成20年5月9日

厚生労働省「疑義解釈資料の送付について(その2)」平成20年5月9日が発表されています。 退院調整加算関係の疑義解釈は、以下の2点でした。あれ、もっとないの? (問13) 一つの医療機関で、A238退院調整加算とA241後期高齢者退院調整加算の両方を算定す…

「『医療介護難民は11万人』―療養病床削減問題」『キャリアブレイン』2008年5月15日

自民党衆議院議員。医療ソーシャルワーカー「も」やっていたとのこと。こういう人もいるんですね。 以下、本文より転載。 自民党の「療養病床問題を考える国会議員の会」(会長・中山太郎衆院議員)が5月14日に開いた会合で、厚生労働省の担当者と現場の医師…

新刊案内

後輩MSWより情報提供いただく。こりゃまた素晴らしい本がでますね!!疾患・分野別ソーシャルワークを研究する上で、必読文献となりそうです。こういう本を待っていました。発売日が楽しみです。 黒木信之ほか編『診療科別 患者さんにそのまま見せる!医療福…

鶴舞散歩(08.5.14)

・「在介センター 7割が相談活動継続 全国協法改正の影響を調査」『福祉新聞』2008年5月5日 【調査概要】 04年4月時点の会員在介センター6,734ヵ所を対象に、08年1-2月に実施。3,074ヵ所から回答を得た(回収率46%)。結果、現在の組織形態として包括センタ…

山口県医療社会事業協会がHPをリニューアル

以前もHPはありましたが、一時閉鎖の後、08年3月1日に大幅リニューアルして公開されました。大変綺麗なHPですね。 山口県医療社会事業協会HP http://www.yamaguchi-msw.net/ 現協会会長は、ホスピス・緩和ケア分野におけるソーシャルワークのご研究で著名な…

「ソーシャルワーカーとがんサロン世話役ら研修会」『山陰中央新報』2008年3月9日

こういう他団体と関わる事が出来ることって、組織的だし度量があるなーと感じます。島根県医療社会事業協会いいですね。HPがないのが残念です。(ご存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。) 【関連】 島根県HP(平成19年度 がん患者団体支援事業) 以下、…

KTGH-L(08.5.9)

・笹岡眞弓「医療ソーシャルワークの可能性 社会福祉士を基盤とした発展への課題」『ソーシャルワーカー』第10号,2007,pp.4-7 種類:講演録 ・木村道男ほか「MERIT-9紹介状形式によるHIS-PC間病診連携」『医療情報学』20巻2号,2000,pp.87-94 種類:実践報告 …

GW

GW、皆さんはどちらに出かけましたか?私は、三重県伊勢・鳥羽に電車で行ってきました。 一番の目的は、大好物の刺身を山盛り食べること。で、鳥羽駅に着くなり、隣接の鳥羽一番館にある「秀丸」へ。刺身盛り定食を頂きました。イメージ通り山盛りで1,700円…