2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

愛知県医療ソーシャルワーカー協会『医療ソーシャルワーク』75,37巻,第1号,1988を入手

約3年前になりますが、母屋において愛知県医療ソーシャルワーカー協会(旧称:愛知県医療社会事業家協会)の専門誌『医療ソーシャルワーク』(旧称:『医療社会事業』)のバックナンバーを掲載したことを紹介しました。 50年間分のバックナンバーの目次をコ…

「赤ちゃんポスト:シェルター整備などを要望 熊本県知事ら」『毎日新聞』2010年2月24日

毎日新聞の記事に注目。昨年11月26日に提出された、熊本県の検証会議(座長:柏女霊峰・淑徳大学教授)の最終報告書に記載されていた内容を踏まえていると思われる。 【関連】 ・「赤ちゃんポスト『国が支援を』と要望」『News i-TBS』24日17:58 「赤ちゃん…

「石綿による疾病の認定基準」について

厚生労働省より、本日『石渡による疾病の認定基準』というパンフレットが発表されました。こういった基準を満たさないが何らかの病気・障害を有する方や、労災隠しなど色々と問題は根深いものがあります。 全体版(PDF:1,216KB)) ○参考 ・名古屋労災職業病…

雑誌紹介

『訪問看護と介護』3月号の特集は、「特集 退院調整のパートナーシップをどう構築するか 」です。 「特集 退院調整のパートナーシップをどう構築するか 」『訪問看護と介護』2010年03月号 (通常号) ( Vol.15 No.3) ・杉原みずほ「病院の地域連携室からみた訪…

文部科学省が『スクールソーシャルワーカー実践活動事例集』を発刊

文部科学省は、昨年12月に『スクールソーシャルワーカー実践活動事例集』を発刊した。同書は、「教育委員会や学校がSSWに対して適切な理解や認識を持って、SSWを効果的に活用できるようにするとともに、SSWが、自ら有する専門性を教育現場で十分に発揮し、子…

愛知県が『多文化ソーシャルワーカーガイドブック』を発刊

2月11日、愛知県は『多文化ソーシャルワーカーガイドブック』を発刊した。同書は、自治体などの行政機関、国際交流協会、外国人支援団体など多文化共生関係者における多文化ソーシャルワーカーの認知度向上と普及促進を図ることを目的に作成されたもの。25ペ…

平成21年度愛知県難病医療ネットワーク推進事業に係る研修会

拠点病院MSWさんより以下の通り、案内を頂きました。こういった貴重な情報を提供頂けるのもブログのご縁ですね。ありがたいです。今年の2月から神経内科病棟の担当となった私は、勉強のため出席します。 平成22年2月10日 保健医療福祉介護関係機関 各位 愛知…

愛知県内の難病医療拠点病院、難病医療協力病院

愛知県内の難病医療拠点病院、難病医療協力病院がどこにあるのか調べた。難病情報センターHPには、以下の通り掲載されている。実態としてどの様に機能しているのかは不明。相談対応をしている、医療ソーシャルワーカーの方のお話を伺いたいです。 重症難病…

第10回 チーム医療の推進に関する検討会

第10回 チーム医療の推進に関する検討会が2月28日開催された。この中で、 参考資料4:関係者団体からの要望(2)として、チーム医療推進協議会(代表:北村善明氏)が2月8日付で医政局長宛に提出した「チーム医療推進に関する検討会に対する要望について」…

藤田保健衛生大学病院が、がん診療連携拠点病院に

第6回がん診療連携拠点病院の指定に関する検討会が2月3日に開催された。今回愛知県内においては、藤田保健衛生大学病院が県内15番目のがん診療連携拠点病院の指定を受けた。同院では、医療相談室ががん相談支援センターを兼務している。 ○がん情報センター…

書籍案内

金子絵里乃『ささえあうグリーフケア―小児がんで子どもを亡くした15人の母親のライフ・ストーリー』ミネルヴァ書房,2009.10 ○内容 当事者同士が支えあう相互援助を目的としたセルフヘルプ・グループやサポート・グループ。そこに浸透するグリーフケアの営み…

平成22年度診療報酬改定と社会福祉士(その2)

平成22年2月12日、中央社会保険医療協議会総会(第169回)が開催され、『平成22年度診療報酬改定における主要改定項目について(案)』が提出された。各項目の点数が公表されている。お騒がせの急性期病棟等退院調整加算1は140点と、たった40点の違い…。…

平成22年度診療報酬改定と社会福祉士

平成22年2月10日、平成22年度診療報酬改定の主要改定項目の議論が終了した。今後は、具体的な点数決定やQ&Aでの微調整となる。 今回、2月10日に開催された中央社会保険医療協議会総会(第168回)に、「平成22年度診療報酬改定における 主要改定項目に…

岳 みんなの山

『ビッグコミックオリジナル』に連載中の山岳救助ボランティア隊員が主人公の漫画。 遭難者をけして責めず、かける言葉、姿勢が温かいだけでなく、時に冷静に現実的な判断を下す。そのさまがソーシャルワーカーにも参考になります。 ちなみにこの本を紹介し…

印象に残る言葉

「ソーシャルワーカーは、現実的であるために、哲学的でなければならない」 これは、ゾフィア・T・ブトゥリム(訳:川田誉音)が著書『ソーシャルワークとは何か(原題 THE NATURE OF SOCIAL WORK)』1986,p57に出てくる一節。 東札幌病院のMSW田村里子氏が…

平成20年の医療施設調査(静態・動態)と病院報告の詳細データが公表されました

e-Statにて、平成20年の医療施設調査(静態・動態)と病院報告の詳細データが公表されました。何故か統計データ新着情報にはUPされてこず、恐らく年末から今年1月の何処かでUPされたのだと思われます。これでまた、MSW従事者数の動向を知ることができま…

「障害者自立支援給付:65歳以上、新宿区「認めぬ」内規 ALS、篠沢夫妻指摘で撤回 」『毎日新聞』2010年2月3日

どりーむさんのブログにて知りました。重要な記事だと思います。サービスの調整の中には法律・通知を踏まえた「交渉」も含まれる訳で、自分の無知が患者が今後利用するサービス量の制限に直結しかねないだけに毎回が神経を使います。 本文内に出てくる通知は…

新刊案内

二木先生よりご紹介頂きました。「MSW必読と思います。」とのこと。 内藤眞弓『医療保険は入ってはいけない![新版]』ダイヤモンド社,2010/1/29 ○著者プロフィール(生活設計塾HP内) ○内容 高額医療費100万円でも自己負担は9万円!公的補償を使い倒…

「差額ベッド代:よく知って 4人部屋まで対象/平均で1日5740円 」『毎日新聞』2010年2月4日

ここで触れている「厚生労働省が定める基準」のもと文章はこちら。 ※「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」及び「保険外併用療養費に係る厚生労働大臣が定める医薬品等」の実施上の留意事項について(平成18年3月13…

平成22年度診療報酬改定の改定率について

厚生労働省は、本日2月2日付で以下の文章を発表しています。一部報道とはこれのこと? 「読む政治:診療報酬増を『偽装』『長妻氏主導』空回り(その1)」『毎日新聞』2010.1.31 平成22年度診療報酬改定の改定率について(厚生労働省) ○ 先日、一部報道…

KTGH-L(2010.1.29)

・宇都宮宏子「退院支援・退院調整のしくみ」『smartnurse』vol.11,№10,2009,pp.54-57 種類:総説 ・高見紀子「退院支援と地域医療との連携」『Nursing Today』vol.24,№13,2009,pp.43-46 種類:総説 ・向井エリ「組織の枠を越え、顔の見えるネットワークを推…