2008-01-01から1年間の記事一覧

引っ越し前日に今年1年のお礼を述べる

明日は、お引っ越しをします。現在の自宅から徒歩10分の所へ。今度の家は3LDKなので、もっと本を置くスペースができそうです。うれしいなぁ。 (引っ越し準備のため紐でくくられた本たち) ということで、来年1月中旬まで自宅でインターネットができなく…

KTGH-L(08.12.18)

・安達普至ほか「救急・集中治療領域における医療ソーシャルワーカーの役割の検討」『ICUとCCU』vol.32,9,2008,pp.765-769 種類:量的研究 ※筆頭執筆者は、県立広島病院救命救急センター所属MSW。 ・高田由香「がん医療における医療ソーシャルワー…

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昨日の大学院講義で二木先生より紹介。 (著者) 吉岡 充 1949年生まれ。77年東京大学医学部卒業。東京都立松沢病院勤務などを経て、82年東京八王子市・上川病院に勤務。現在、同病院理事長。この間、老人の専門医療を考える会事務局長、副会長、現・日本慢…

「終末期医療で5団体からヒアリング―厚労省懇談会」『CBニュース』2008.12.15

興味深いコメント。なお、本懇親会にはゲストではなく委員として、田村里子氏(東札幌病院MSW課長)が参加している。 >終末期相談支援料について、「名前を変えて、もう一度組み立て直す必要が >ある。ソーシャルワーカーも含めて相談料というのが診療報…

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潰瘍性大腸炎とクローン病に関する書籍。何れも弘文堂の本。 ポイントは、患者の目線から様々な切実な疑問(女性の場合、妊娠に影響はありますか?、お風呂に入ることはできますか?)に、Q&A方式で解説している。ソーシャルワーカーの立場からは「7-2 社…

金城学院大学浅野正嗣先生のHP

お世話になっている金城学院大学浅野正嗣先生のHPに「金城学院大学医療ソーシャルワーク研究会NEWS」というページがある。 同会は、主に浅野ゼミの現役生とMSWとして活躍している卒業生とで2002年6月より毎月開催している様子。既に6年が経過してい…

気になる記事

・「REPORT 届け出低調な亜急性期入管2 使い勝手の悪さがネックに」『日経ヘルスケア』2008.12,pp.62-68 種類:解説とインタビュー ※編集部の取材により、今年9/1~11/26現在の各都道府県における亜急性期入院医療管理料1,2の届け出数が掲載されている。また…

『月刊保険診療』2008年12月号

今月号の特集Ⅰは、保険外収入UP:16の方策。そのものズバリといったテーマですね。全国の医療機関がどのように保険外収入を得るよう努力しているのかを学ぶために有用かと思います。 以下、出版社HPより転載。 Part1 「保険」or「保険外」費用分類一覧 …

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退院援助・退院支援・退院調整・退院計画、これらがこの分野で使われる用語となっている様だ。あとは、日本看護協会と日本医療社会事業協会がこの分野で本を出版する予定なので、そちらも大変興味深い。 以下、日総研HPより転載。 福島道子ほか編『入院時…

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筒井書房HPも12月10日にリニューアルしています。 こちらでも、注目の書籍が1冊。 ジョナサン・パーカーほか(岩崎浩三ほか監訳)『「進化するソーシャルワーク」事例で学ぶ アセスメント・プランニング・介入・再検討』筒井書房,2008.12.1,259ページ,2,62…

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有斐閣HPが12月11日にリニューアルされました。 刊行予定の欄に3点、興味深い本があります。ただし、著者名がスッポリ抜け落ちているため、誰の著作かを探すのがひと手間です。 1.岩田正美『社会的排除―参加の欠如・不確かな帰属』有斐閣,2008.12.18,210ペ…

「高齢者住宅:生活保護者受け入れ施設『都内は飽和状態』」『毎日新聞』2008.12.11

老人ホームの絶対的不足が病院で代替されることを、川上武氏は「福祉の医療化」と言われました。ホームレス研究を行っている時、ホームレスから「脱却」した比較的元気な高齢・障害者の受け入れ先が不足していて、民間業者が第2種社会福祉事業としての無料低…

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タイトルに惹かれて購入したが、本文208ページ中、第5章小児がんのトータル・ケアの章は、31ページのみ。それ以外は治療に関する話題が中心。著者らは、聖路加国際病院の副院長および小児科医長。 MSW関連の文章としては以下の通り。われわれ自身が職種の…

「『SW統一資格の議論を』PSW協集会竹中会長が呼びかけ」『週刊福祉新聞』2008年12月8日号(2414号)

厚生労働省『今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会 中間まとめ』2008年11月20日でも触れていない内容なので、唐突な感が否めません。竹中会長がどういう文脈で発言したのか、講演要旨全体を見てみないと分かりませんね。 福祉新聞社HPより、以…

第7回14期二木ゼミ同窓会in下呂

今年は、岐阜県にある下呂温泉街でご両親が酒屋をやっているところの娘さんが幹事だったため、初の1泊2日のゼミ同窓会となりました。二木先生は講演会が重なってしまったため今年は出席されず。東海地方のメンバー3人で車で下呂へ。お昼ちょうどに到着したの…

日本医療社会事業協会がHPをリニューアル

医療ソーシャルワーカーの全国組織である日本医療社会事業協会が、HPをリニューアルました。 えらく爽やかな印象を与える表紙になりましたね。 ちなみに、埼玉県医療社会事業協会もHPを最近リニューアルしています。

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大分の先生のHPにて知る。日弁連が出したことに意義があると思います。 以下、出版社HPより引用。 日本弁護士連合会生活保護問題緊急対策委員会【編】『生活保護法的支援ハンドブック 』民事法研究会 発売日:2008.12.01 価格:3,150円 ○内容 ・「水際作…

支援相談員にとって憂鬱な『平成21年度介護報酬改定に関する審議報告(たたき台)』社会保障審議会介護給付費分科会(平成20年12月3日)

12月4日、WAMNETに『平成21年度介護報酬改定に関する審議報告(たたき台)』社会保障審議会介護給付費分科会(平成20年12月3日)が掲載された。 次期介護報酬改定に関する大きな方向性を示す文章として大変重要である。全体の講評や各論点に関する意見…

平成20年度支援相談員現任者研修のお知らせ

お待たせしました。愛知県医療ソーシャルワーカー協会老人保健施設ソーシャルワーク部会主催の支援相談員現任者研修を開催しますのでご案内致します。当部会で行っている基礎研修の経験を踏まえ、今回はソーシャルワーク研究で全国的に有名な首都大学東京の…

KTGH-L(08.12.2)

・森鍵祐子ほか「急性期病院における早期退院支援を目的としたスクリーニング票の導入」『日本在宅ケア学会誌』vol.12,№1,pp.26-34 種類:量的調査 ○要旨 本研究は、特定機能病院で開発された早期退院支援スクリーニング票を一般の急性期病院に導入し、スク…

KTGH-L(08.11.28)

・大垣昌之「退院前訪問指導後のフォローアップの必要性」『理学療法ジャーナル』第38巻第7号,2004,pp.581-583 種類:実践報告 ・花岡利安ほか「脳卒中患者の家屋改造とフォローアップ」『理学療法ジャーナル』第31巻第9号,1997,pp.639-644 種類:量的研究&…

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平成20 年12 月6 日(土)14:00~15:30(質疑応答含む)…開場13:15 愛知県医療法人協会第3 回事務長部会研修会 テーマ:医療改革と財源選択~世界同時不況の医療・社会保障への影響にも触れながら~ 講師:日本福祉大学 社会福祉学部保健福祉学科 教授 二木 …

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大分の先生のHPにて知る。 以下、東京大学出版会HPより転載。 アマルティア セン, 後藤 玲子『福祉と正義』東京大学出版会,2008.12中旬 ○内容紹介 正義論の展開に不可欠なアマルティア・センの未邦訳論文3本とそれに対する後藤論文とで構成.二人の理論的な…

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最近の読売新聞は精力的に医療関連の記事を書いていますね。 読売新聞医療情報部『数字でみる日本の医療(講談社現代新書)』講談社,2008.11.20 ○内容 診療所と病院はどちらが高いの?検査結果はどこまで信用できるの?医者は本当に足りないの?薬の値段はど…

かながわ地域リハビリテーションフォーラム

最近身辺多忙にて、blogをいつもの様に更新できません。簡単な紹介のみで失礼します。 これはまた、なかなかな企画ですね。 以下、神奈川県リハビリテーションセンターHPより転載。申し込み。チラシ。 【開催日】平成21年2月22日(日) 13:00~15:10 【会…

大垣昌之「入院時訪問の必要性」『理学療法ジャーナル』第42巻第11号,2008,pp.955-957

著者は、高槻病院技術部リハビリテーション科所属(投稿当時は、愛仁会リハビリテーション病院リハビリテーション技術部理学療法科所属)。 (要旨) 回復期リハビリテーション病棟に入院される全患者を対象とした、入院後14日以内に患者宅を訪問する入院時…

愛知県の老健施設数と支援相談員数の推移

愛知県内の介護老人保健施設数が頭打ちの状態である。 1988年に老人保健施設(以下、老健)として運用開始となって以来、20年が経族する。この間、愛知県においても老健は順次増加傾向にあったが、平成19年以降157施設で横ばいとなっている。 支援相談員の数…

社会保障審議会・介護給付費分科会(2008年11月14日)

「前門の虎、後門の狼」ならぬ、「前門の退院調整看護師、後門の介護支援専門員」といった状態ですな。 以下、CBニュースHPより印象に残った部分を一部抜粋(赤字は筆者が加工)。 ケアマネジメントの評価など検討-介護給付費分科会」『CBニュース』2008年1…

レヴィ=ストロース 生誕100年

レヴィ=ストロース氏が御存命であることを知りました。写真はなかなか貴重だと思います。 以下、みすず書房HPより転載。 新刊、復刊、シンポジウム、雑誌特集、書店フェアほか フランスの偉大な文化人類学者、「世紀の思想家」クロード・レヴィ=ストロース…

「訪問看護ST 8割近く病院へ搬送」『月刊ケアマネジメント』2008年10月,p71

看護師のすごいところは、モデル事業&研究をセットで実施し、それを単にいち先進事例として終わらせず、実際の報酬に乗せていく力があるところです。その後、報酬に載ることで運営上様々な制約が課せられてしまい、ご苦労も多いかと思いますが、社会福祉士…