2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

権丈善一『再分配政策の政治経済学Ⅰ――日本の社会保障と医療(改訂版)』慶応義塾大学出版会,2005.6

初版から3年半。改訂版が出版される様です。私は、グンナー・ミュルダールのことをこの本で知りました。著者HPhttp://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/書籍紹介http://db2.dcube.co.jp/keio/search/FMPro?-db=keio_db.fp5&-lay=cgi&-format=detail.html&-r…

休日

小学校2年生になる親戚の子どもがやってきた。パソコンのお絵描きソフトの操作を楽しみながらどんどん憶えていく彼の姿をみて、すごいなーと思った。で、二人で書いたのが左のアンパンマン。なかなかの出来である。 サラ・ヴォーン「Lullaby of birdland」『…

第53回日本医療社会事業全国大会

神戸で開かれた同大会に参加。①coxの比例ハザードモデルを用いて、SWがクライエントに介入するまでの期間を分析したり、入院期間の長期化のリスク因子を求める方法。②生命表作成に利用されるkaplan maier法を用いて、入院期間の25,50,75パーセンタイル値を求…

第17回保健福祉学術集会シンポジウム「保健福祉学と介護をめぐる課題」『保健福祉学』2005,pp.35-53

【価値判断】△ 【文献の性格】シンポジウム録白澤政和(大阪市立大)、成瀬清治(福井県立大)、近藤克則(日本福祉大)によるシンポ録。 保健福祉学自体には今のところ関心はないが、白澤氏・近藤氏のコメントが印象深かった。【白澤氏】「ICFについては…

休日1日目

『キングダム・オブ・ヘブン』を鑑賞。主演オーランド・ブルームのために作られた映画だね。それにしてもリドリー・スコット監督は、前作『グラディエーター』と同じようなストーリー構成がお好きなようだ。 Blogの背景の不具合が目立つので、模様替えしてみ…

「個人情報保護とSW記録」冊子販売

いよいよ販売。病院・介護保険事業所によって対応に温度差がかなりあるようですが、それに伴いSWHSの対応にも温度差があるようですね。うちの場合、施設としての対応窓口が支援相談員になりました・・・以下、日本医療社会事業協会HPより引用。 「個人…

旭屋書店(名古屋ラシック店)

今年名古屋に出来た大型書店。6Fが専門図書のコーナー。 医学・看護・リハ・福祉・介護系の本が結構置いてありました。本屋に行くと、インターネットでは知ることは無かっただろう本達にめぐり会えるので結構好きです。http://www.asahiya.com/shop/westjap…

SWHSが研究する領域

SWHSが研究する領域は、やっぱ生活問題だわな。看護・リハが医学的判断を踏まえて研究に取り組んでいるように、SWHSも「○○の疾病・障害があると、△△の生活問題が発生する場合が多いので、この点について支援する必要があります。」とデータ・実践の…

岡本和士ほか「筋萎縮性側索硬化症患者におけるQOLの変化とその関連要因に関する検討」『厚生の指標』vol.52,№5,2005,pp29-33

【価値判断】△ 【文献の性格】量的実証研究 【文献要旨】1年前と比べて悪化したと答えた(家族が回答)者の割合が高かった要因は、「精神的不安定の増加」で、次いで「身体の痛みの増加」であった。QOL低下度と性、年齢、発症時年齢およびADL(BI)…

堀越由紀子「医療ソーシャルワーカーと病院機能評価」『社会福祉研究』第92号,2005,pp.46-55

【価値判断】△ 【種類】評論医療ソーシャルワーカーが現在置かれている立場を的確に表現している。しかし、制度の解説・検討に原稿の2/3を費やしている。著者は、「ソーシャルワーク機能の評価は、ソーシャルワーク・リサーチの手法を用いてソーシャルワーカ…

第16回全国老人保健施設大会演題抄録

5/16に締め切られた抄録を掲載します。今回はポスターセッションに応募。これから8/31に向けてポスター作成に入ります。抄録をお読み頂き、お気づきの点・質問等がありましたら、どしどしコメントを下さい。 【要旨】 在宅復帰を支援する場合、個人・環境の…

美浜遠征

昼過ぎから月1回の美浜遠征に出かける。論文を収集していて、里見賢治先生が大阪府大から佛教大に移っているのに驚いた。併せて生協で、福祉住環境コーディネーター2級のテキスト&過去問を購入。なかなかいいじゃない。夕方から、知人と駅下のお店に。恩師…

先行研究の収集方法

最近、他職種や大学で同期だった友人から先行研究の収集方法について問い合わせが多いので、ここに掲載します。あくまでも私のやり方なので、「こんなやり方もあるのね」という程度に参考にしてください。

『二木立の医療経済・政策学関連ニューズレター』2005年8号

最新号が以下のサイトに掲載されています。非営利・協同総合研究所 http://www.inhcc.org/jp/research/news/niki/index.html・シラー「青春の夢に忠実であれ」(馬場一雄(日本大学教授・小児科学)「青春の夢に忠実であれ」『clinician』№336,1984.12から重…

4年目SWの悩み

先日、保健・医療分野のSWでつくる研究会に参加した。 今年度が4年目にあたるSWから「1~3年目の頃は、新人として突っ走ることができた。でも、4年目になるとそうもいかなくなる。自分の行動・判断の細部に至るまで、『私は何故そのような行動・判断をと…

日焼け/文献/講演会

昨日、一日川辺にいたので、日焼けして皮膚がヒリヒリする。イテテ・・・浦川べてるの家『べてるの家の「当事者研究」』医学書院,2005.2→ボス、手に入りましたぜ。明日机に置いときます。山井理恵「ケアマネジメントにおける社会資源供給者選択のキー要因-…

連休終日

Yさんへ今日の会話で出てきた文献です。JILの研究員だったようですね。本田由紀『若者と仕事-「学校経由の就職」を超えて-』東京大学出版会,2005.4(明治学院大学の稲葉振一郎先生のHP「インタラクティブ読書ノート別館の別館」より)