2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

老健支援相談員としての1年を終えて

何よりもまず、上司に恵まれたことが幸いであった。良好な人間関係なくして良好な業務は成り立たない。支援相談員の業務は、やはり入所者の家庭復帰を支援することが主目的である。この1年間の実践と先行研究レビューで学んだ、他職種から求められている(と…

報告書

■社団法人日本社会福祉士養成校協会専門用語委員会(山縣文治委員長)『わが国の社会福祉教育、特にソーシャルワークにおける基本用語の統一・普及に関する研究 報告書』2005大学院先輩より紹介。「わが国の社会福祉学の領域では、従来から用語辞典の類はい…

文献

■Geoffrey Rほか(中野正孝ほか訳)『論文が読める!早わかり統計学(第2版)』メディカル・サイエンス・インターナショナル,2005医療・看護分野の人は、いったいどこで統計知識を身につけているのだろうか。あわてない、あわてない。じっくりと取り組もう。…

今日も休日

先日、私の金銭感覚に大変呆れた先輩・友人から「財形貯蓄」なるものを薦められたので、早速申込資料を職場の事務職から頂く。新年度からは、「財産を形成する」日々を送るわけである。おお、なんだかすごい響きだ。今日は昼まで眠ってから、ジュンク堂へ出…

明日は休日 遊び三昧

そうか。私が現場に出たのは、教育訓練下で学んだ「する行動」を、私の身体を通してある一定の条件において「できる行動」に、そして日常的に「している行動」へと昇華させたかったからなんだ。 そんなことを仕事をしながら、はたと気づいた。就職してもうす…

文献/中央法規

□終末期医療に関する調査等検討会 編『今後の終末期医療の在り方』中央法規,2005.1【内容】(出版社HPより)厚生労働省検討会が調査対象に介護施設職員を加えて行った意識調査の結果と報告書と、リビング・ウイル、緩和ケアなど、検討会委員がそれぞれの立…

文献

□木下康仁『ケアと老いの祝福』勁草書房,1997『メールマガジン@勁草書房 Vol.39 2005年3月』にて紹介。「第2部 老いと夫婦と性 7 嫁姑関係の文化人類学的考察」と「第3部 脱近代ケア学へ 11 施設ケアと家族」は要チェックか。【内容】(出版社HPより)…

文献

◆諏訪哲二『オレ様化する子どもたち(中公新書ラクレ171)』中央公論,2005【内容】(出版社HPより)かつての「ワル」は、対等をめざして大人に挑戦してきた。しかし、「新しい子どもたち」は、端から自分と大人は対等だと思っている。彼ら・彼女らは、他者…

週末遠征

厚生労働省図書館http://library.mhlw.go.jp/→図書館は想像していたものと違って、いたって簡素。ビルの一室を借りて細々と営んでいた。科研報告書や雑誌関係が充実。コピー1枚20円。目当ての論文が中途半端に見つかる(苦) あとは、研究者に直接聞くし…

全身筋肉痛・・・

無事帰宅。 名古屋が気温2℃で雪が降っていることを機長に告げられて、機内の夏服を着た乗客がどよめいたのは言うまでもない。もちろん私もその1人・・・大荷物を抱えて、そのまま大学院後輩の報告会に参加。それぞれ研究結果を拝聴し、今後の進路を聞いて感…

明日から3連休

しばらく静養してきます・・・

アメリカ/ソーシャルワーク/大学

何となく気分で作成。・シカゴ大学http://www.ssa.uchicago.edu/→大学院のカリキュラムが興味深い。例えば、こんな感じ。Social Intervention: Research and Evaluation (SSA 30200). This course focuses on the generation, analysis, and use of data and…

「三者三論 『階層』社会?」『朝日新聞』2005年3月4日(17面)を読んで/メモ

山田昌弘・橋爪大三郎・内橋克人による階層社会についての三者三論。山田昌弘氏が同氏の『若者の将来設計における「子育てリスク」意識の研究』の結果を引用して、現在の若者が将来へ希望を持てなくなっていると述べている。そして、「戦後の若者が経験した…

眠る前の覚書(有斐閣)

以下、有斐閣『書斎の窓』2005(3),№542にて紹介。◆中島義明・繁桝算男・箱田裕司編『新・心理学の基礎知識』有斐閣,2005最近考えていることは、家族社会学の知見と家族心理学の知見を、ソーシャルワークを行う上でもう少し機能的に取り入れることはできな…