2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

美浜遠征(08.1.30)

・平岡崇ほか「疾患別VF・VEのみかた 脳血管障害(1)初発大脳病変」『Journal of Clinical Rehabilitation』vol.17,№1,2008,pp.61-65 種類:解説 ※VF・VEにも疾患別でみかたに違いがあるという発想を初めて知った。VF・VEは、経口維持加算(Ⅰ)…

「社会福祉士登用を8団体に要望 日本社会福祉士会など」『シルバー新報』2008年1月18日,5面

yasmatsu氏より情報提供。以下、転載。 日本社会福祉士会(松尾俊明会長)と日本社会福祉士養成校協会(白澤政和会長)、日本社会福祉教育学校連盟(大橋謙策会長)の3団体は10日、全国社会福祉協議会や全国老人福祉施設協議会などの介護関連団体と法務省及…

日本医療社会事業協会研修部便り

先日地域の若手SWと新年会を開催したが、 ①日本医療社会事業協会で研修を行っていること知らない、 ②療養病床で働いているのに日本療養病床協会ソーシャルワーク部会を知らない、 ③回復期リハビリテーション病棟で働いているのに全国回復期リハビリテーショ…

地域の社会資源

私が勤務している老健の近所にあるスーパーが最近閉店した。シャッターには、「店主の都合により閉店します」と貼り紙が。このスーパーは、近隣に住む認知症の高齢女性たちが発症以前からの日課で現在も立ち寄るのだが、病気が原因で支払いが出来ず、商品だ…

標準化の目指すもの

永井「標準化は近代的な医療における重要な要素です。といっても単に平均値の周りに狭く分布するのではなく,卓越性を維持したまま平均値を上げ,バラツキが少なくなるような標準化です。」 出所:「[座談会]ベテラン臨床医のためのコミュニケーションスキ…

Oncology Social Work研究会設立記念講演会(08.2.20)

大変興味深い講演である。 日時:2月20日(水)14時より17時 Oncology Social Work研究会設立記念講演会 テーマ:Oncology Social Work:Future Directions 会場:明治学院大学白金校舎(東京都港区白金台1-2-37) 講師:Matthew Loscalzo氏(ジョンポプキンス…

第118回中央社会保険医療協議会診療報酬基本問題小委員会資料(平成20年1月16日開催)

今年最初の中央社会保険医療協議会診療報酬基本問題小委員会が、1月16日に行われた。WAMNETに早速当日配布された資料がアップされている。 『資料2‐1:平成20年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)』(p22)に、「Ⅴ一1 入院医療について…

ファイリングキャビネット

一人暮らしを始めて約2年になる。始めたばかりの時から欲しかったものの1つ、論文を保管するためのコクヨのA4ファイリングキャビネット(4段)をようやく入手!! 更に、別売りのハンギングフレームとハンギングフォルダーもまとめて購入し、早速設置。 これ…

気になる記事

・「厚生連、特養設置へ改正法が成立・施行」『社会保険旬報』№2339,2008,p46 種類:ニュース 「公的医療機関に該当する病院等を運営する農業協同組合連合会(JA厚生連)に特養ホームの設置を認める老人福祉法一部改正法が12月12日、参議院本会議において全…

結婚式の2次会

今晩は、以前職場で一緒に働いていた作業療法士の方(新婦)にお誘い頂き、職場の仲間と共に結婚式の2次会に行って来た。場所は、新栄町にある葵ノモリス。毎回思うが女性にとって結婚式は人生の一大イベントであり、最も美しく輝く瞬間でもある。 どうぞ、…

地域における初任者の勉強会について

職種や地域性によって定義は異なるが、医療ソーシャルワーカーとして経験年数3~5年未満の相対的に経験の浅い、いわゆる初任者が行う勉強会について述べる。 私が所属している初任者を対象とした勉強会(といっても、経験年数は、9年~数ヶ月まで範囲は広い…

『週刊東洋経済』2008.1.12

特集は、「『北欧』はここまでやる。格差なき成長は可能だ!」。ここのところ『週刊東洋経済』は、医療・福祉関連の良質な記事を連発している。スウェーデンに関しては、医療保障制度に関する課題もきちんと掲載されており、全面的な北欧賛美記事ではなさそ…

鶴舞散歩(08.1.7)

・松田晋哉「介護予防再考-ICFの視点から考える介護予防」『介護保険情報』2007.12,pp.54-57 種類:総論 ※DPC開発の代表的研究者が、なぜこの様な臨床のことにまで言及するのか? ・笹岡眞弓「必要とされるSW」『福祉新聞』第2369号,2008,p3 種類:エッセイ…

「激論 日本の医療はどこへ行く」『日経ヘルスケア』№219,2008,pp.37-46 種類:対談

年始から鼻血が出そうなくらい面白い特集だった。座談会参加者は、宮島俊彦厚生労働省総括審議官、西室泰三財政制度等審議会会長、石井暎禧医療法人財団石心会理事長の3人。 座談会は、「医療費抑制政策はまだ続けるべきか」と「医療崩壊を食い止める“処方せ…

『社会保険旬報』№2338,2008.1.1

今号は、年始第1号ということもあって読み応えがある。 1.舛添要一「インタビュー 社会保障制度を維持するためには安定財源の確保が避けて通れない」pp.4-8 種類:インタビュー ・「社会保障費を毎年2,200億円削減するのはもう限界ですよと言っています。」(…

「刑務所に高齢者専用棟 3カ所で1千人収容へ 法務省」『朝日新聞』2008年1月4日

以下、朝日新聞2008年1月4日号より引用(赤文字は、筆者による)。 精神障害や知的障害を持つ犯罪者が収容されている全国4箇所にある医療刑務所には、2005年から精神保健福祉士が配置されている様である。今後は身体疾患・身体障害を持つ者を処遇する刑事施…

P.F.ドラッカー(上田惇生訳)『変革の哲学 変化を日常とする』ダイアモンド社,2003.8

これまでに著者が残した名言集。同氏は、2005年11月11日に死去。本書には、示唆に富む言葉が随所に取り上げられており、自分の進むべき道を力強く後押ししてくれる。以下、印象に残った言葉を引用。 ・技術変化が劇的でない事業ほど、組織全体が硬直化しやす…