2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

鶴舞散歩(08.9.26)

・山田壮志郎「『自治体ホームレス対策状況』にみるホームレス対策の課題」『賃金と社会保障』№1468,2008,pp.18-32 種類:総論 ※岐阜経済大学准教授。 ・真野俊樹「日本に似た医療制度を持つフランスでの医療改革」『週刊社会保障』№2496,208,pp.40-45 種類…

ソーシャルワーカーにとっての記録

はじめに ソーシャルワーカー(以下、SW)を対象として、記録に関する研修を現在検討しており、プログラムを作成するに当たって、自分の考えを整理するために、以下、記録について述べたいと思う。 記録の種類 社会福祉援助プロセスの一部に記録がある。SWと…

「老健入所者への処方せん交付範囲拡大へ」『CBニュース』2008年9月24日

以下、CBニュースより転載。 老健入所者への処方せん交付範囲拡大へ 中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は9月24日の総会で、介護老人保健施設(老健施設)の入所者に「エリスロポエチン」などの薬剤を投与するために…

支援相談員業務(第2回 支援相談員の1日)

第1回の続き。 はじめに 私の勤務している老健は、在宅復帰型と長期入所型の混合タイプです。最近の傾向としては、支援相談員の上司と同僚と私の3人でよく話し合い、他職種とも協力しながら、①往復型利用者の確保し回転率を上げる、②特養、グループホーム、…

KTGH-L(08.9.19)

・中土純子「在宅医療におけるソーシャルワーカーの連携機能」『武蔵野大学現代社会学部紀要』9,2008,pp.97-110 種類:事例検討 ・山口和歌子「特集小児看護における他職種アプローチ ソーシャルワーカーと他職種によるチームアプローチ」『小児看護』31(9),…

MSW勉強会にて報告してきました

昨日、名古屋市内の医療機関や老健のMSWで構成されるMSW勉強会にて報告をしてきました。参加者は、私を含めて26名。 テーマは、「支援相談員が支援相談員であるために-当施設における実践と業務開発の原則-」としました。 具体的には、①当施設における特徴…

パソコンが壊れました・・・。

昨日、4年間使っていたパソコンが壊れました。正確に言うと、内臓ハードディスクが壊れたようです。もう中身が見れません(泣) 幸い多くのデータは別のハードディスクに保存してあったため、大事には至りませんでしたが、メールソフトのデータ(メール内容…

退院援助とインターネット

急性期病院のMSWにとって、退院援助は業務の大半を占めている。その現状に対して、個人的な経験の蓄積・人脈を持って援助を行うことを志向するMSWがいれば、周辺の医療機関・福祉施設の関係者同士でネットワークを組んで援助を行うことを志向するMSWもいる。…

映画鑑賞

大変爽やかな映画でした。あまり邦画は観ないのですが、この作品は久しぶりに封切りと同時に観に行きました。「お涙頂戴」にも「お笑い」にも偏りすぎず良かったです。納棺師という仕事を通して、おくられる人とおくる人それぞれのドラマを垣間見ることが出…

老健について述べる上での注意点

はじめに 来週末、勉強会にて「支援相談員が支援相談員であるために-当施設における実践と業務開発の原則-」というタイトルでお話をさせて頂くことになっている。対象は、名古屋市内にある病院・老健などの若手MSWである。 資料を作りながら、どうもしっく…

学会等日程

以下、5点を追加しました。詳細は、母屋の学会等日程をご参照下さい。 ・10月11日(土) 14:30~17:00 福岡医療ソーシャルワーク研究会 会場:福岡市男女共同参画推進センター アミカス 視聴覚室(福岡市南区高宮3-3-1) 主催:福岡県医療社会事業協…

社団法人全国老人保健施設協会編『介護老人保健施設 他科受診の手引き 平成20年4月版』社会保険研究所,2008.8が発売されました

いよいよ最新版が発売されました。老健関係者の方は必読でしょう。えっ、それって老健入所中でも医療保険で算定できるんです?!と、眼から鱗な小冊子。 以下、出版社HPより転載。 社団法人全国老人保健施設協会編『介護老人保健施設 他科受診の手引き 平…

鶴舞散歩(08.9.8)

・藤田拓司「在宅療養支援診療所の連携(13)サポートチームが壊れる時」『病院経営』2008.8.5,pp.64-69 種類:症例検討 ※著者は、大阪にある医療法人拓海会 神経内科クリニックの医師。 ・小島好子「人口呼吸器装着児への退院支援の取り組み 生活を支える地…

「脳卒中後遺症・認知症患者の入院基本料、90日以上減額の取り扱い緩和で通知 厚労省(2008.9.8,0:55)資料」『online med』

8月29日の記事「脳卒中患者・認知症患者の入院基本料減額、取り扱いを緩和 厚労省」の続き。 「※ 社会保険事務局に「退院支援状況報告書」を提出いただく。※ 退院支援状況報告書には、病名や日常的に行われている医療行為、退院に係る問題点・課題や退院に向…

支援相談員業務(第1回 支援相談員業務の大枠と施設介護支援専門員と業務重複問題)

支援相談員業務は、具体的にどんなものなのか数回に分けて述べたいと思います。 第1回は、支援相談員業務の大枠と施設介護支援専門員と業務重複問題について取り上げます。 支援相談員の業務内容は、「老企第44号 介護老人保健施設の人員、施設及び設備並び…

書籍紹介

日本女子大学の圷洋一先生らが訳本を出版されるとのこと。お手ごろ価格。これは購入ですね。 以下、出版社HPより転載。 ポール・スピッカー【著】圷洋一【監訳】 貧困の概念──理解と応答のために 生活書院、四六判並製 328頁(予定) 1995円(予価) 2008…

福祉用具貸与に係るサービス担当者会議の開催頻度及び介護保険施設等における感染対策委員会の開催頻度に関する通知が9月1日付けで出されました。

8月1日の記事にて、事務負担軽減の一環として各種様式の廃止や代替について、ご案内しました。また、福祉用具貸与に係るサービス担当者会議および介護保険施設等における感染対策委員会の開催頻度の改正については、後日発出予定となっていました。 今回、予…

もう直ぐアクセス5万件

ブログを開設して、3年半が経ちました。おかげ様で何とか今日まで続けてこれまして、近日中に総アクセス件数が5万件を超えます。アクセスカウンターは外部リンクのため、正確な数字が出ません。実際の件数は、todayも総アクセス件数も約2.25倍の数字です。 …

「読書の秋に足延ばして 日福大図書館活用を 」『中日新聞』平成20年9月4日

いつも「美浜遠征」の時にお世話になっている、日本福祉大学付属図書館が中日新聞に取り上げられています。先日も同期就職した他機関のMSWとバッタリ会いました。けっこうみなさん「美浜遠征」しているようです(笑)。名古屋から片道約1時間もかかるので図…

学会等日程

以下、1点を更新、5点を追加しました。詳細は、母屋の学会等日程をご参照下さい。 (更新) ・9月21日(日) ソーシャルワーカー実践報告会 助言者:田中 千枝子氏(日本福祉大学社会福祉学部保健福祉学科教授) 会場:横浜ラポール 2階 ラポールボックス(…

できる事と、SWとしてしていい事は違う

はじめに 表題の言葉は、昨年国立保健医療科学院で行われた「医療ソーシャルワーカー研修(初任研修)」にて、東京医科歯科大学付属病院のMSW佐原まち子氏が述べられた言葉である。とても印象に残った言葉だ。なお、この言葉はクライエントとの援助関係にお…

医療ソーシャルワーカーが病院のお金を着服

あってはいけないことが起こってしまいました。地域連携室室長と医療相談室主任を兼務していたのかどうか詳細は不明です。北海道社会福祉士会や北海道医療ソーシャルワーカー協会に入会していたかどうか、個々のHPをみても不明でした。特に声明が出ている…

鶴舞散歩(08.9.1)

・長沼建一郎「論壇 福祉サービス提供にかかる規範と法規範との不連続-危篤時の連絡義務をめぐる裁判例を題材として-」『週刊社会保障』№2491,2008,pp.42-47 種類:総論 ※長沼先生の取り上げるテーマは、いつも臨床上でなんとなくやり過ごしている事柄につ…

情報提供

医学書院から今月発売になる、以下の2雑誌の特集が面白そうです。 ・『公衆衛生』2008年09月号 (通常号) ( Vol.72 No.9) 特集 現代の貧困と健康 貧困と健康の関係―海外の文献から 岩尾 総一郎・松原 弘子 わが国の貧困問題の歴史的変遷と現状 橘木 俊詔 非正…