「読書の秋に足延ばして 日福大図書館活用を 」『中日新聞』平成20年9月4日

いつも「美浜遠征」の時にお世話になっている、日本福祉大学付属図書館が中日新聞に取り上げられています。先日も同期就職した他機関のMSWとバッタリ会いました。けっこうみなさん「美浜遠征」しているようです(笑)。名古屋から片道約1時間もかかるので図書館で調べ物して電車を往復すると半日がつぶれます・・・。 1F入り口左手にある自習室には、無料で手に入れられるリサイクルブックも置いてあり、たまに貴重な本が入手できます。ちなみに私は、江口英一『現代の「低所得層」()』未来社,1979,1980(Amazonで購入すると中古で3冊合わせて10万円を超えます・・・)や、Mary E. Richmond『Social Diagnosis』Russell Sage Foundation,1912(同じく1冊14,000円台)を無料で入手したことがあります。 文献のコピーは現金でもできますが、大学生協コピーカードを購入して使用すると楽です。図書館の開館日程と生協の営業日程を良く見てから出かけましょう。 まだ、「美浜遠征」デビューされていない方、読書の秋に一度出かけてみてはいかがでしょうか。 なお、日本福祉大学名古屋キャンパス付属図書館名古屋市中区千代田5-22-35)は、教員、大学院生、大学院卒業生しか利用できません。臨床家にとって、名古屋キャンパスが使えるようになると本当に便利なんですけどね。 【関連】 日本福祉大学付属図書館 以下、中日新聞HPより転載。
朝夕に涼しさを感じ始めた。読書の秋に書店巡りも楽しいが、少し足を延ばして大学の図書館を訪れてみるのも一興だろう。日本福祉大の図書館は美浜、半田両キャンパスで52万冊の蔵書を誇り、学外者でも利用できる。学生に交じって目当ての本を探してみてはいかが。   美浜キャンパス内の本館は48万冊を所蔵。福祉や経済など社会科学の学術書に加え、人気作家の小説や旅行ガイドなど親しみやすい本も多い。保育士を目指す学生が多い子ども発達学部があるため、絵本も充実している。  福祉分野では、全国に住む卒業生を「地方資料収集員」に委嘱し、書店には並ばない自治体の報告書や冊子を集めている。  学外者はカウンターで手続きをして利用証を作る。館外貸し出しは5冊までで、期間は2週間。閲覧のみ可能な雑誌や参考図書などを除く大半の本が借りられる。  教育や研究が本来の目的のため、制約もある。高校生以下は入館できないほか、学生で混雑する試験期間中の利用が制限される場合がある。駐車場はないため、自転車か公共交通機関の利用を勧めている。  学外者の利用登録は2002年度に過去最多の343人で、07年度は252人。年間3000冊ほどの貸し出しがある。同大図書館課によると、医療・福祉分野の専門書を求める、病院や福祉施設の職員の利用が多いという。  図書館課の岡崎佳子課長は「自治体の図書館との性格の違いを理解していただければ、どんどん利用してもらってかまわない」と話す。問い合わせは同大図書館=電0569(87)2325=へ。 (字井章人) 写真 福祉分野の行政資料など貴重な蔵書が多い日本福祉大 の図書館=美浜町の同大美浜キャンパスで