2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

平成21年の病院で働くMSW従事者数は全国で14389.4人

e-Statは9月22日、例年になく早く『平成21年度 病院報告』の詳細データを公表した。 本データを用いて、MSW従事者数の集計を行ったのでここに報告する。 なお、例年通りMSW=社会福祉士+医療社会事業従事者と定義する。 また、注意事項として、どちらの職種…

厚生労働省『(改正 基発第0909第1号)C型肝炎、エイズ及びMRSA感染症に係る労災保険における取扱いについて』平成22年9月9日

もともと、医療従事者等が針刺し事故等で、C型肝炎、エイズ、MRSAに感染した場合、労災適応するという通知があったこと自体知りませんでした。今回、感染防御の段階での薬代を新たに労災保険の適用とするとのこと。 『社会保険旬報』№2436,2010.9.21,p39の小…

新刊案内

日本福祉大学名古屋キャンパス図書館で偶然見つけました。 ○内容紹介 介護者はゴールの見えない道を走っているマラソンランナーである。疲労したランナーは、小さな石に躓いただけでも転倒してしまう。介護ストレスが身体疾患や精神疾患に移行するのを防ぐこ…

第28回北信越医療ソーシャルワーク研究会の演題発表

10月23日・24日と石川県金沢市で開催される、第28 回 北信越医療ソーシャルワーク研究会の演題名が発表されています。他者に自己の実践を公表することで初めて自己の実践を他者が見ることが出来る訳です。そこから初めて称賛や批判が生まれる訳で、発表する…

日本ソーシャルワーク学会編『ソーシャルワーク学会誌』第20号(2010年7月)が刊行

『ソーシャルワーク学会誌』第20号(2010年7月)が刊行。目次は以下の通りです。テーマが今の自分にとって非常に興味深いものです。日本福祉大学鶴舞キャンパスの図書館にも本学会誌が入っていました。これで読めますね。 論文 •介護支援専門員の研修プログ…

区分支給限度額とそれを超える人の割合

平成22年8月30日に開催された第30回社会保障審議会介護保険部会の資料。この中に「要支援・要介護度別居宅サービス費用額(H21.5審査分)」という資料が掲載されています。 ここに区分支給限度額(この範囲内は1割負担、範囲外は10割負担となる境目)…

新刊案内

『週刊 エコノミスト』2010年9月21日特大号 ◇【特集】ベーシック・インカムについて考えよう ・「自助」が機能しない時代には新しい社会保障の仕組みが必要だ ■小沢 修司 ・試算 月額8万円の給付が実現できる ■小沢 修司 ・小さな政府 直接給付に切り替えれ…

「自己負担限度額見直しの影響を試算―高額療養費制度」『CBニュース』2010年9月8日

「自己負担限度額見直しの影響を試算―高額療養費制度」『CBニュース』2010年9月8日の記事を読んで、何だか違和感を感じたのでよく読むと70歳以上と70歳未満での高額療養費の説明や多数該当の説明が混在してしまっていることを発見しました。 例:「70歳未満…

『総合リハビリテーション』Vol.38,No.9,2010年9月号より、「講座 (新連載)ソーシャルワークの理論と実践」の連載開始

『総合リハビリテーション』Vol.38,No.9,2010年9月号より、「講座 (新連載)ソーシャルワークの理論と実践」が連載開始されます。 第1回目は、「ソーシャルワークとは何か」と題して京都府立大学の中村佐織氏が執筆。 『総合リハビリテーション』Vol.23, No…

日本医療社会事業協会 臨時総会開催「定款変更」を可決

日本医療社会事業協会が、今年5月28日に開いた定期総会で可決されなかった定款改正議案について、同協会は8月8日、臨時総会にて再度提案・審議を行い、可決したことを9月3日付でHPに掲載している。臨時総会に出席できなかったため、ことの結果がとても気にな…

新刊案内

胃ろうをはじめとした、栄養摂取方法の問題は、われわれMSWにとっても関心の高いものです。 ○目次(一部抜粋) COVER STORY 人生の最期は自分で決める! 後悔しない「終末期医療」 P.38 【図解】日本は多死時代に突入。その中で人生の最期をどう迎えるか。 […

日本医療社会事業協会と福祉新聞の結末

・2010年6月12日 「定款変更 可決されず MSW協、認定制限に疑義」『福祉新聞』2010年6月7日 ・2010年07月20日 福祉新聞(6月7日号)に掲載された記事および日本医療社会事業協会との合意事項 で取り上げた、5月28日に開かれた日本医療社会事業協会2010…

「名市大病院など3カ所 来春、救命救急センターに指定」『中日新聞』2010年9月4日

以下、中日新聞HPより転載。 県医療審議会医療対策部会は3日、重篤な救急患者を24時間体制で受け入れる救命救急センターとして、新たに名古屋市立大病院(名古屋市瑞穂区)とトヨタ記念病院(豊田市)、刈谷豊田総合病院(刈谷市)の3病院を指定すること…