新刊案内
日本福祉大学名古屋キャンパス図書館で偶然見つけました。
○内容紹介
介護者はゴールの見えない道を走っているマラソンランナーである。疲労したランナーは、小さな石に躓いただけでも転倒してしまう。介護ストレスが身体疾患や精神疾患に移行するのを防ぐことが大切である。介護を心身のストレスという観点から再考し、介護者自身のセルフケアや専門家による介護者支援に役立てもらいたい。
○主要目次
・総論/介護はなぜストレスになるのか(渡辺俊之)
■在宅介護者と援助者のストレス ・在宅の家族介護者の負担(中谷陽明)
・介護現場のストレス(堀之内高久)・感情労働としての介護(田中かず子)
・介護従事者のストレス(秋山恵美子)・障害者施設における援助者のストレス(戸来睦雄)
■対象別にみた介護ストレス ・認知症介護者が直面していること(松本一生)
・リハビリテーション施設従事者のストレス(古谷房枝)
・進行期・終末期がん患者に接する際の心得(佐伯俊成)
・透析施設におけるストレスケア(山美佐子)
■介護ストレスが引き起こすこと ・介護者と身体疾患(原田欣宏)
・介護施設における腰痛(渡辺洋子)・介護者と精神疾患(渡辺俊之)
・介護で壊れる家族(渡辺俊之)
■ストレスへの対処 ・介護ストレスをケアする(川美織)
・介護専門職のストレスを減らす(小池妙子)
・介護者の会を活用する(田部井康夫)
* ・特別寄稿/介護うつの後に見えたこと(小山明子)