2019-01-01から1年間の記事一覧

厚生労働省医政局長通知『(医政発1225第4号)応招義務をはじめとした診察治療の求めに対する適切な対応の在り方等について』2019年12月25日

最新版の応酬義務に関する通知が2019年12月25日に発出されました。厚生労働省医政局長通知『(医政発1225第4号)応招義務をはじめとした診察治療の求めに対する適切な対応の在り方等について』2019年12月25https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/0005812…

杉崎千洋,小野達也 ,金子努編『単身高齢者の見守りと医療をつなぐ地域包括ケア: 先進事例からみる支援とネットワーク』中央法規出版,2020

2020年1月18日発売予定。「4章 救急外来に受診して入院の必要がないと判断された単身患者支援の実際と課題」を執筆しました。お声掛け頂いたKさん、ご助言頂いが杉崎先生に感謝します。外来ソーシャルワーク部門の実践の中で単身患者に絞ってデータをまとめ…

「引きこもり複合課題に対応 介護や困窮、窓口を一本化」『日本経済新聞』2019年12月10日

日本経済新聞経由で共同通信の記事。正確には厚生労働省社会・援護局の施策。元ネタは、地域共生社会に向けた包括的支援と多様な参加・協働の推進に関する検討会『地域共生社会推進検討会最終とりまとめ(案)』。ポンチ絵も重要。MSWは、この変化にきちんと…

第60回宮城県医療ソーシャルワーク大会

宮城県医療ソーシャルワーカー協会は、2020年2月15日(土)14:00-17:00 江陽グランドホテルにて、第60回宮城県医療ソーシャルワーク大会を開催する。テーマは、自分ら.しい最期を迎えるためにあなたはどんな生き方を選択しますか?http://www.pt-miyagi.org/n…

「高齢者施設の虐待が過去最多 621件、大半は認知症」『日本経済新聞』2019年12月24日

何故か肝心調査結果が厚生労働省HPに掲載されていない。2020年1月26日の第3回救急認定ソーシャルワーカーアドバンス研修に向けて、重要な資料。 「高齢者施設の虐待が過去最多 621件、大半は認知症」『日本経済新聞』2019年12月24日https://www.nikkei.com/…

ケン・ローチ監督(2019)『家族を想うとき』

ケン・ローチ監督(2019)『家族を想うとき』。2019年12月13日よりロードショー。愛知県は、伏見ミリオン座にて上映。https://longride.jp/kazoku/ 『わたしは、ダニエル・ブレイク』から3年振りの作品。只今、アマゾンプライムの対象作品になっています。年…

新刊案内

今月発売。ソーシャルワーク特集。『総合リハビリテーション』でソーシャルワークを扱ったのは、以下の連載が記憶に。そういった意味では9年振り。2010年9~12月号の連載「講座 ソーシャルワークの理論と実践」1.中村佐織 ソーシャルワークとは何か2.岩間伸…

宮城県MSW協会 令和元年度 第6回定例研修会

2019年12月14日、宮城県MSW協会にお声掛け頂き仙台市内で「身寄りがない人の支援」というテーマで報告させて頂きました。参加者は50名近く。宮城県だけでなく、山形県・福島県からのご参加もありました。■学んだこと・考えたこと・初の遠方での講師役。飛行…

拙論文が『医療と福祉』№106,Vol.53-№2,2019.11に掲載されました

本日、日本医療社会福祉協会より、拙論「当法人における医療ソーシャルワーカー間のOneNoteを用いた知識共有の試み」の抜き刷りが100冊届きました!!11月30日発行とのこと。初の査読付き論文です。間嶋氏(2014)が「学術的に公表されなければ、それぞれで…

「ケアプラン有料化先送り 介護保険改定で政府調整」『東京新聞』2019年11月20日

結論了解しました。このこと以上に、後期高齢者医療2割負担の議論も後期高齢者にとっては関心ごとかと思います。■関連 三原岳「ケアマネジャーは何を担う職種なのか-ケアマネジメント有料化と地域共生社会をリンクさせて再考する」ニッセイ基礎研究所『高齢…

第49回全国社会福祉教育セミナーin愛知

2019年12月1日、第49回全国社会福祉教育セミナーに参加するために日本福祉大学美浜キャンパスに行ってきました。台風の影響で延期開催でした。主催は、日本ソーシャルワーク教育学校連盟。偶然にも、お世話になっているT事務局長にお会いすることができたた…

【案内】効果的なギャンブル依存症対策とは?

以下、拡散依頼がありましたので案内させて頂きます。今週水曜日開催。アルコール依存症と違い、直接的に体への影響は少ないですが、自由に使えるお金が少なく、家族との関係が脆弱になっている場合も少なくないため、身体科の治療が始まるとなかなか大変で…

中央社会保険医療協議会 総会(第437回)

中央社会保険医療協議会 総会(第437回)が、2019年年11月29日に開催された。今回、入院医療(その3)についてで「3.入退院支援について」が議論されている。スライド86から111ページが該当部分だ。厚生労働省側がまとめた【現状と課題】、【論点】は以下…

鳥取県医療ソーシャルワーカー協会がホームページを開設

鳥取県医療ソーシャルワーカー協会は2019年11月19日、ホームページを開設した。https://tottori-msw.com/ これで都道府県協会HP設置率は、91.5%(43/47)である。残るは、以下4県のみに。・青森県医療ソーシャルワーカー協会・秋田県医療ソーシャルワーカー…

第4回救急認定ソーシャルワーカー認定研修

2019年11月23日・24日、第4回救急認定ソーシャルワーカー認定研修で大阪大学医学部附属病院に行ってきました。2019年1月26日・27日に開催された第3回から早10ヶ月が経ってしまいました。今回は、運営お手伝いだけではなく、2日目の最初の講義「救急医療にお…

城山三郎『少しだけ無理をして生きる』新潮社,,2012

12月14日に茨木県医療ソーシャルワーカー協会にて講演予定。テーマは、身寄りがない患者への支援について。締切があるからこそ、インプットの精度が増す。そしてアイディアが生まれる。そう、その通り。100年前に夏目漱石が指摘していたことを知る。大いに、…

二木ゼミのご縁

先週末は、医療・福祉研究塾の後、ゼミの8期先輩のお二人と懇親会。私が職能団体の研修部長として検討している医療ソーシャルワーカーの「管理者」の実現に向けて、アドバイスを頂くためでした。お二人とも、それぞれ特異なお立場で、私としては予想外の内容…

『アルコール健康障害・薬物依存症・いわゆるギャンブル等依存からの回復のための社会資源等の地域偏在にも対応しうる地域ネットワーク構築にむけたソーシャルワーク人材の養成』研修

前回存在をキャッチできなかった研修。日本精神保健福祉士協会が厚生労働省の「令和元年度依存症民間団体支援事業」を活用して開催。社士会も同様に、外部資金を活用しての調査研究と研修での研究成果の展開を行っている。私の場合、まずは愛知県で同様の手…

2019年度身寄りがない患者受け入れマニュアル作成に資する研修【東京会場】

2019年11月10日、2019年度身寄りがない患者受け入れマニュアル作成に資する研修【東京会場】に参加するために、三井記念病院へ行ってきました。60名の定員に対して150名の申込があったとのこと。この分野の関心の高さが伺えます。 立ち食いそば屋。みのがさ…

「最高裁が後見制度の指針概要案 利用者の意思尊重を求める」『KYODO』2019年11月5日

「最高裁が後見制度の指針概要案 利用者の意思尊重を求める」『KYODO』2019年11月5日 https://this.kiji.is/564388537098847329 ■関連資料厚生労働省「成年後見制度利用促進専門家会議第2回中間検証ワーキング・グループ」令和元年11月5日https://www.mhlw.…

【情報共有】第40回日本医療社会事業学会演題募集のお知らせ

日本医療社会福祉協会は11/4、第40回日本医療社会事業学会演題募集のお知らせをUPしました。http://www.knt.co.jp/ec/2020/jaswhs/ 来年はあいち大会。愛知県の医療ソーシャルワーカーはもちろんのこと、東海北陸の医療ソーシャルワーカーの皆さん、是非申込…

「寒さと睡魔で体は棒 元編集者は68歳で警備員になった」『朝日新聞』2019年11月2日

朝日新聞浜田陽太郎さんの記事。救急の現場で、時々出会うのが警備員の中高年。本文の中で言うと「ヨレヨレ」の人がいよいよ具合が悪くなり、従業員に連れてこられたり、工事現場から救急搬送されてきたり。連日の仕事で、定期受診していないことが多く、か…

「引きこもり〈下〉『救済』から『生きる支援』へ 孤立解消に『伴走型支援』」『福祉新聞』2019年11月1日

記事冒頭の写真をみると、引きこもりになることに、何の因果関係も想像しえない。「引きこもり〈下〉『救済』から『生きる支援』へ 孤立解消に『伴走型支援』」『福祉新聞』2019年11月1日http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/23120 北見万幸氏は、横須賀…

療養・就労両立支援指導料の見直しへ

2019年10月25日、中央社会保険医療協議会総会(第428回)が開催された。議題に「療養・就労両立支援指導料の見直し」があがり、算定手順の簡素化(産業医からの助言の廃止)、対象疾患の拡大(脳卒中、肝疾患、難病) が厚労省側より提示された模様。https:/…

【研修案内】第15回日本福祉大学ケアマネジメント研究セミナー

第15回日本福祉大学ケアマネジメント研究セミナー。テーマ、“家族”支援を考える。http://www.n-fukushi.ac.jp/kenkyu/symposium/care/15th/ 日時:2019年 12月21日(土)13:00~17:00 12月22日(日)9:30~16:30会場:日本福祉大学 名古屋キャンパス北館主催:日…

第50回日本看護学会-看護管理-学術集会 参加記録

2019年10月23日、名古屋国際会議場にて第50回日本看護学会-看護管理-学術集会へ参加してきました。目的は、看護管理の文脈においてどのような課題を設定し取り組もうとしているのかを把握すること。第2に、職能団体として看護管理者に対してどのような支援…

「死去の吾妻ひでおさん、漫画界に大きな影響遺す 『不条理日記』『失踪日記』...悼む声次々」『J-CASTニュース』2019年10月21日

刈谷病院菅沼先生から紹介頂いた、アルコール依存症患者の生活、心中を知るのに、格好の入門書でした。職場内でも回覧。「死去の吾妻ひでおさん、漫画界に大きな影響遺す 『不条理日記』『失踪日記』...悼む声次々」『J-CASTニュース』2019年10月21日https:/…

2019年度 高齢者の支援職のためのアルコール依存症回復支援基礎講座 愛知研修

日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー協会主催の任期研修が、名古屋市にて短縮版(2日→1日)で開催されるようです。今年度の大阪会場も早々にSold outなので、関心の高いテーマなのだと思います。講師も豪華。平日開催ではありますが、是非。2019年度 …

「特集 ソーシャルワーク教育の新しいステージ」『月刊福祉』2019年11月号

「特集 ソーシャルワーク教育の新しいステージ」『月刊福祉』2019年11月号■目次 社会福祉士と精神保健福祉士の新しい養成カリキュラム案が、2019(令和元)年6月末に公表された。2021年度から新たなカリキュラムに基づく教育内容をもとに養成が始ま…

医療機関における難病患者さんへの仕事と治療の両立支援研修(2019.10.5)

2019年10月5日、医療機関における難病患者さんへの仕事と治療の両立支援研修に参加するため東京に日帰りしました。会場は、ステーションコンファレンス東京。神経難病と炎症性腸疾患に関して医学的知識を学んだうえで、就労支援に関する講義と演習。『健康管…