第1回日本福祉大学夏季大学院へ参加

恩師の講演と、憧れの先生の講演を聞く。

途中、誘いを受けて憧れの先生を含め数人と茶話会をしたが、研究者を良い意味で利用し、また実践者を良い意味で利用するというそれぞれが自立したスタンスに立った上での良好な関係の持ち方について興味深い話を伺う。そうか、そうやるのか。ちゃんと頭と体を使っていないなーと反省・・・

しかし、夢見がちな部分を戒め、自分はまだ現場の経験を積むことの方が優先事項であると再確認した。なお、そうはいっても在野で研究を行う上で「良い指導者」につく必要はある。それをどう実現するかは今後の課題か。

また、たくさんの知人・友人と会う。夜はゼミの同期・後輩と飲み会。ここのところずっと体調が悪かったが、随分と元気をもらった。

以下、二木立「私の研究の視点と方法・技法」『受講レジュメ集』日本福祉大学福祉社会開発研究所,2005より引用。

・自己の仕事をまとめ、学会で積極的に発表し、すぐに論文化する。これは在野の研究者でこそ必要:大学所属の医師・研究者と違い、在野の医師・研究者が社会や学会で一人前の研究者として認められるただ1つの道は、高水準の学会発表や研究論文を発表し続けること。(p3)

・研究業績も社会的適影響力もない若手研究者は「実証研究」(事実の分析)に徹して、自己の価値判断の表明はできるだけ控えるべき。(p6)