書籍案内

M-GTAソーシャルワーク・精神科。面白そうですね。著者は、北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科准教授。同学科には、向谷地生良教授が在籍している。


横山登志子『ソーシャルワーク感覚』弘文堂,2008.6.24 ○解説    いい人、という神話からの脱却 現場における矛盾や葛藤に、どのように向き合うか? 質的研究の技法で描く、ソーシャルワーカーの経験的世界。 ソーシャルワーカー、精神科ソーシャルワーカー、看護師など、援助的ヒューマンサービス領域の【新しい必読書】の誕生。援助専門職をめざす人が読んでおきたい基本書。

本書のきっかけは、医療現場での著者の疑問―― 「こんなに問題山積で、どこを向いても壁ばかりの現実のなかで、他のソーシャルワーカーは、どうやって生き延びているのか?」。 グラウンデッド・セオリー・アプローチの手法による、専門職へのインタビュー調査をもとに、ソーシャルワーカーの世界をリアルに描き出す。 現場で働く専門職の内面に、何が起きているのか? M-GTAシリーズ第6巻。

○主要目次  第1章 ソーシャルワーク感覚とは 第2章 ソーシャルワークの援助観 第3章 援助観をつくりだす現場と経験 第4章 PSWの援助観生成プロセス 第5章 結果の考察-先行研究との比較からみたオリジナリティ 第6章 ソーシャルワーク教育への実践的応用にむけて