新刊案内
・佐藤幹夫『ルポ 高齢者医療 ― 地域で支えるために ―』岩波書店 体裁：新書判・並製・240頁 定価：819円（本体 780円 + 税5%） 発売日：2009年2月20日 ○内容 医療制度改革により大きくゆさぶられる高齢者医療．危機に直面する中で，地域の特性に即しながら，その地に生きる人々の人生の終盤を支える取組みを地道につづける医療者たちがいる．大都市のベッドタウンや地方の中核病院など，創意工夫あふれる八つの実践から，今後いっそう加速する高齢社会の医療と福祉の未来を考える。
白澤政和『福祉のアゴラ ソーシャルワーカー、ケアマネジャー、ケアワーカーへの応援歌』中央法規出版
○内容 ソーシャルワークやケアマネジメント、福祉教育をめぐり、第一人者である著者がその問題点を指摘し、今後の方向性について具体的に提案する。熱い思いが綴られた大好評のブログ『ソーシャルワークのＴＯＭＯＲＲＯＷ ＬＡＮＤ』に加筆・修正。
○目次
社会福祉士は世界で通用するか／「口だけ達者」なソーシャルワーカー？／ケアマネジャーの仕事を楽しいものにしよう／ケアは「究極のサービス業」／社会福祉士の仕事を「見える」ものにしたい！／社会福祉士資格制度の「特殊性」／レジデンシャル・ソーシャルワーク論／韓国の社会福祉／社会福祉士制度改革を振り返って など
松田 亮三『健康と医療の公平に挑む グローバルな展開と英米の比較政策分析』勁草書房
ページ数：272頁 価格：定価3360円 発売日：2月下旬刊
○内容 人の健康は社会格差とどう関連し、どんな対策が効果的なのか。健康格差・医療利用格差についての先進諸国の対応を比較分析、日本の政策形成へのヒントを探る。
80年代以降蓄積されてきた健康格差・医療利用格差についての内外の議論を概観するとともに、イギリス、EU、アメリカ合衆国の実態とその対策を検討する。医療利用格差は各国の制度とどう関わるのか。健康は社会格差とどう関連し、どのような対策が効果的なのか。各国の制度・政策分析を通じ、日本の課題と政策形成へのヒントを提示する。
黒木信之編『患者さんにそのまま見せる！医療福祉相談の本 09年度版』日総研
B5判 232頁
定価3,200円（税込）
発売日：不明
