講演会「高次脳機能障害を理解する~私たちにできること」

昨日、朝日新聞厚生文化事業団主催の講演会「高次脳機能障害を理解する~私たちにできること」に参加してきました。 20100725130218.jpg プログラムは、以下の通り。 13:00~13:25 「ガチ☆ボーイ」メイキングビデオ上映  ~物語と現実が交わる瞬間~ 13:25~14:10 石井雅史・智子夫妻&橋本圭司さん  てい談「当事者と家族から伝えたいこと」 14:25~15:10 橋本圭司さん  講演「高次脳機能障害の理解」 15:10~15:55 納谷敦夫さん  講演「地域での支援を考える」 定員300名はほぼ満員。この問題への関心の高さを感じました。橋本圭司先生はまだ若干36歳!!すでに単著も多く出されており、すごいなぁと思いました。一番印象的だったのは、高次脳機能の改善を図るにはリハビリの順序があり、まずはいわゆる低次脳機能である食事・睡眠・姿勢といった基本部分の改善を図ることが重要であるということでした。 また、改善のきっかけとして家族も笑顔でいられること、家族支援も重要であるということを力説されていました。実際、オレンジクラブという家族対象のグループリハビリテーションプログラムを慈恵医科大学附属病院で取り組まれていたとのこと。 石井夫婦もこのプログラムに参加されていたそうです。