呼吸器ソーシャルワーク

2009年4月1日に老健から、総合病院へ復帰した際に呼吸器内科病棟を担当し、2年半が経過しました。最初は呼吸器疾患の色々なことが分らず苦労しましたが、今ではとても関心の高い疾患領域となりました。この病棟を担当して知ったことに、日本呼吸器疾患患者団体連合会の、以下のような要望があります。 「呼吸ケアにおける医療ソーシャルワーカー(MSW)との連携:MSWへの呼吸ケアの啓発活動/呼吸器疾患に関連する福祉サービス情報の提供システムの構築」 出典:日本呼吸器学会肺生理専門委員会在宅呼吸ケア白書ワーキンググループ『要約 在宅呼吸ケア白書2010』2010 http://www.jrs.or.jp/home/uploads/photos/686.pdf ちなみに、日本呼吸器疾患患者団体連合会については、以下のとおり。 「2003年秋に日本呼吸器学会の呼びかけで呼吸器疾患患者団体による患者円卓会議を開催、全国規模で連合して協力し合うことを確認、2004年5月に日本呼吸器学会と5患者団体(岩手低肺の会、全国低肺機能者グループ東北白鳥会、全国低肺機能者団体協議会、全国ポリオ会連絡会、NPO法人日本呼吸器障害者情報センター)とで組織した会である。」(同団体HPより) 日本呼吸器学会及び呼吸器疾患患者団体がこの様な要望をMSWに対して出して下さっていることに期待の大きさを感じ、また同時に責任を感じています。 タイミングよく、日本医療ソーシャルワーク学会九州・沖縄ブロックが福岡県で以下の研修を開催するようです。流石に遠いので行けませんがどなたか参加される方、当日の資料を提供頂けますと幸いです。
2011年度 日本医療ソーシャルワーク学会 九州・沖縄ブロック研修 開催要項 1. 目 的 呼吸器内科領域には感染症や腫瘍など多様な疾患があり、医療ソーシャルワーカーが支援する患者の多くが呼吸器疾患を抱えています。今回の講義で、呼吸器内科の疾患について所見・診断・治療から周辺医療機器に至るまで基礎的な医学知識の理解を深め、退院支援や在宅支援に必要なスキルの向上を目指すことを目的とします。 講師には、日頃から医療ソーシャルワーカーとの協働に理解があり、RST(呼吸療法)チームリーダーを務めておられます松元 崇史先生をお迎えします。先生からは医療ソーシャルワーカーに必要な医学知識のご講義だけでなく、医療ソーシャルワーカーに求められる院内外の連携スキルについてもコメントいただきます。 医療ソーシャルワーカーはもちろん、在宅支援に関わる関係職種の方々も歓迎します。 2. 主 催 日本医療ソーシャルワーク学会 3. テーマ 『呼吸器内科の臨床の基礎―患者支援のために―』 4. 講 師 松元 崇史 先生(済生会福岡総合病院 呼吸器内科医・RSTチームリーダー) 5. 開催日時 2011年12月17日(土)14:00~16:30 6. 会 場(予定)済生会福岡総合病院 14階会議室(福岡市中央区天神1-3-46) 7. 定 員 40名 (先着順) 8. 対象者・参加費 日本医療ソーシャルワーク学会会員(正会員・準会員・賛助会員) 2,000円 上記以外 4,000円 大学生 1,000円 9. 参加申込 締切:2011年11月30日必着 受講申込書(ホームページからもダウンロードできます)をFAXしてください 10. 進行スケジュール 13:30~14:00 受付 14:00~14:05 開会挨拶・講師紹介 14:05~16:15 講義 16:15~16:25 質疑応答 16:25~16:30 閉会挨拶・事務連絡 本研修の受講者名簿を作成しますが、この情報は本会の開催する研修会の案内以外 に使用することはありません 11. お問い合わせ先 日本医療ソーシャルワーク学会事務局 TEL:092(771)8151 FAX:092(716)0185 〒810-0001 福岡市中央区天神1丁目3-46 済生会福岡総合病院 医療相談室(担当) 阿比留 日本医療ソーシャルワーク学会ホームページ http://www.jsmsw.jp/ http://www.jsmsw.jp/image/kyuusyuublock/H23/kaisaiyoukou.pdf(要綱) http://www.jsmsw.jp/image/kyuusyuublock/H23/mousikomisyo.pdf(申込用紙) http://www.jsmsw.jp/image/kyuusyuublock/H23/tirasi.pdf(パンフレット)