尾張東部成年後見センター

平成23年10月1日より、尾張東部成年後見センターが開設されています。尾張東部地区4市2町(瀬戸市尾張旭市豊明市日進市東郷町及び長久手町)が費用を負担し合い、同センターへ業務を委託する形式をとっているとのこと。同センターが法人後見を行うのは、成年後見制度利用促進事業の対象者に限っている様です。 ※長久手町平成24年1月4日より長久手市へ市制施行しています。 尾張東部成年後見センター http://owaritoubu-kouken.net/index.html 一足早く平成20年1月25日に開設された、知多地域成年後見センターも、知多半島5市5町が費用を負担し合い同センターに業務を委託する形式をとっています。こちらも法人後見を行っており、日頃お世話になっています。 知多地域成年後見センター http://chita-kouken.com/ 成年後見制度における後見人の役割は、財産管理と身上監護に分かれますが、後者は「日常的なお世話」との線引きが難しいと思います。しかし、その部分なしでは日常生活は継続が困難になってしまう。身元保証人という制度が日本の諸契約に深く根付いていますが、知多地域成年後見センター事務局長の今井氏が保証人にはなれなくても実際にそれに近いこと支援できる旨相手に伝えることで、保証人不要となることが少なくない、とおっしゃっていたのが印象的でした。(日本福祉大学第6回ケアマネジメント研究セミナー2010年12月4日)