購入した本

出版社、監訳者にまで問い合わせ、それでも在庫はなく。中古を12,000円で購入。1年近くかかってようやく入手。というよりも、ようやく向き合う心構えが出来たということか。 2013042021350000.jpg


マイケル・E・カー/マレー・ボーエン(藤縄昭/福山和女監訳)『家族評価 ボーエンによる家族探求の旅』金剛出版,2001 ○内容 本書は、ボーエンの「家族システムズ論」を弟子のカーがボーエンの助言を受けながら詳細に解説したものである。自然システム論から説き起こし、ボーエン理論の核心となる「情動システム」「個体性と一体性」「自己分化」「慢性不安」「三角形」などの重要な概念を克明に検証した上で、家族の情動過程のメカニズムと臨床症状が世代を超えてどのように形成されるかを、簡潔な事例と多くの家族図を用いて解き明かしている。そして治療の基礎となる家族評価において、どのような情報を探究し、どのように解釈するかが具体的に詳述される。 ○目次 第1章 自然システム論に向けて 第2章 情動システム 第3章 個体性と一体性 第4章 自己分化 第5章 慢性不安 第6章 三角形 第7章 核家族の情動システム 第8章 複世代の情動過程 第9章 症状形成 第10章 家族評価 エピローグ 科学への探究の旅