新刊案内
遠塚谷冨美子ほか『ソーシャルワーカーの仕事―キーワードと22の事例で学ぶ』晃洋書房,2013.4
○編著者略歴
・遠塚谷/冨美子
1961年奈良女子大学文学部卒業。元関西福祉科学大学教授
・豊田/志保
2005年岡山県立大学大学院博士前期課程保健福祉学研究科保健福祉学専攻修了。現在、関西福祉科学大学社会福祉学部講師
・野村/恭代
2011年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了(博士・人間科学)。現在、大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授
○内容
人とのつながりが教えてくれた本当のしあわせ。14人のソーシャルワーカーが、支援者との関りのなかでどのような葛藤や困難に立ち向かい、それを乗り越えていったか。何をよろこびとして支援者と向き合っているのかを22の事例で紹介。
○目次
第1章 生活の場のさまざまなニーズと支援(視覚障害リハビリテーションの取り組み
「掃除してもらいたいなぁ…」―訪問看護利用者に対してソーシャルワーカーが介入しホームヘルプサービスを導入した事例 ほか)
第2章 支援の場におけるかかわり(グループホームからより自由で豊かな暮らしを目指して
緊急避難OKです)
第3章 医療の利用における支援(患者さんの気持ちに寄り添いながら
家族全体を支える ほか)
第4章 障害者をめぐる福祉施策や制度(精神保健福祉施策の概要
社会福祉士・精神保健福祉士について)
米川和雄『ソーシャルワーカーのための社会調査の基礎: 入門から社会福祉士国家試験対策まで』北大路書房,2013.4.24
○著者略歴
・米川/和雄
久留米大学大学院心理学研究科後期博士課程単位取得満期退学、博士(心理学)。特定非営利活動法人エンパワーメント理事長。現在、帝京平成大学現代ライフ学部人間文化学科講師(専門社会調査士、2級キャリア・コンサルティング技能士、臨床発達心理士、精神保健福祉士)
○内容
社会調査の基礎的な知識(意義・目的)からはじめて,そこで用いられる技法(統計や文献の検索など)や倫理上の留意点について解説した入門書。さらに実際の調査の方法の解説においても量的調査と質的調査をバランス良く編集し収載している。巻末には社会福祉士国家試験対策用に問題やアドバイスを掲載する。
○目次
第1章 社会調査とは何か
第2章 社会福祉領域に関わる調査の歴史
第3章 社会調査に関わる法律と倫理
第4章 社会調査の方法1
第5章 社会調査の方法2―質的分析方法
第6章 社会調査の方法3―統計分析方法
第7章 結果から報告