「広島県が社会福祉士枠を新設」『中國新聞』2013年5月31日

 大変興味深い記事です。 【関連】 平成25年度広島県職員採用試験(大学卒業程度)受験案内 http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/138/saiyou-annai-d-index.html 以下、本文を転載します。

広島県社会福祉士枠を新設」『中國新聞』2013年5月31日 広島県は、本年度の職員採用試験(大卒程度)で、社会福祉士の資格を持つ人を対象にした採用枠を新設する。昨年、県内で発生した小5女児暴行死事件を教訓に、児童虐待などへの対応力を高める狙い。中国地方5県では初めてという。

 県は「社会福祉」枠で2人の採用を予定する。社会福祉士の資格を持つか、本年度の国家試験で資格を得る見込みの人が受験できる。合格者は県内3カ所のこども家庭センター(児童相談所)などに配属。児童虐待不登校などに悩む子どもや保護者の相談や支援に取り組む。

 県内では昨年10月、府中町の小学5年女児が母親から暴行を受けて死亡したとされる事件が発生。大学教授たちでつくる県の検証委員会がことし2月にまとめた報告書で、こども家庭センターの体制を強化するため、福祉分野の専門職員の採用を提言していた。

 県は、県立広島大など社会福祉士の資格を取得できる県内大学を回り、試験日程などを説明している。