新刊案内

地域包括ケアに関する手堅い本が出ます。


筒井 孝子『地域包括ケアシステム構築のためのマネジメント戦略―integrated careの理論とその応用』中央法規出版,2014/3/20

○著者略歴
現在、厚生労働省国立保健医療科学院統括研究官(福祉サービス分野)。筑波大学大学院修了後、1994年より旧厚生省国立医療・病院管理研究所医療経済研究部へ。1997年には、旧厚生省国立公衆衛生院公衆衛生行政学部を併任。両研究所の合併に伴い、2000年より、厚生労働省国立保健医療科学院福祉サービス部室長となり、2011年より同統括研究官(福祉サービス分野)となり、現在に至る。医学博士、工学博士、社会学修士、教育学修士。研究領域は、医療・保健・福祉領域のサービス評価(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

○内容
地域包括ケアシステムの構築に携わる全ての人へ 本書は「地域包括ケアシステム」の概念を背景・意図・将来的ビジョンを含めて包括的に把握できる理論書。 諸外国の論考も分析し、日本で同システムを構築するための示唆を、進展する多様な政策も踏まえてまとめた。保険者・介護事業者等の実務者にも有益な情報を収載した。

○目次
1 地域包括ケアシステム(community‐based integrated care)構築の背景(地域包括ケアシステムを必要とした日本の現状)
2 integrated careをめぐる議論(integrated careの理論と課題 integrated care理論からみた日本の地域包括ケアシステムとは)
3 地域包括ケアシステムを構築するためのintegrationの方法(integrated careを実現するための様々な方法 日本の地域包括ケアシステム構築に向けたフレームワーク)
4 日本の地域包括ケアシステム構築に向けたトピック(認知症高齢者の在宅生活を支えるケアシステムの構築
地域包括ケアシステムにおけるケアマネジメントの再検討
地域包括ケアシステムにおけるサービスとシステムの質の評価体制
地域包括ケアシステム構築のための実践的ガイド)