2015年度認定社会福祉士登録者数

認定社会福祉士認証・認定機構の認定社会福祉士登録者数は、2015年4月新たに42人が誕生。開始年である2014年4月の178人と合計して220人となった。

新規登録者数は、前年度比76.4%減となってしまった。

既登録者の分野別の人数(構成比)は、以下の通り。

高齢分野          24人(10.9%)
障害分野                    9人(4.1%)
児童・家庭分野            2人(1.1%)
医療分野                 175人(79.5%)
地域社会・多文化分野 10人(4.5%)

注:小数点第二位を四捨五入しているため合計は100%にならない。

分野別でみると依然として医療分野の取得割合が全体の8割を占めている。

社会福祉士の登録者数は、2015年2月末現在178,116人であり、認定社会福祉士の取得率は0.1%(220人÷178,116人)となっている。
認定社会福祉士登録者は、認定社会福祉士認証・認定機構のHPではなく、何故か日本社会福祉士会のHPで公開されている。
http://www.jacsw.or.jp/10_senmon/nintei/toroku_meibo.html

どの様な職能団体でも認定・専門のアクレデーションを行っている。医療分野で言えば、その結果として指定医や特定の医療行為、また診療報酬に反映されることがある。「この認定をもらったらどうなるのか。メリットは何か。」と言われることもあるが、あらかじめメリット(診療報酬上や給与)が存在する訳ではない。順番としては職能団体と認定を受ける・受けた人々が相互にこの制度を盛り上げて、能力を発揮し、社会的承認を受けることが重要であろう。