清川卓史「50歳ひきこもり、考えたくない未来 『老後はひとり』」『朝日新聞』2019年7月7日

清川卓史「50歳ひきこもり、考えたくない未来 『老後はひとり』」『朝日新聞』2019年7月7日
https://digital.asahi.com/articles/ASM755VSQM75ULZU014.html?ref=mor_mail_topix1

医療ソーシャルワーカーとして、共感します。どの支援機関とも繋がっておらず、疾病やケガを機に医療機関を受診し、医療ソーシャルワーカーが出会い、それを契機に地域の様々な制度や支援機関と繋がっていく。そこに急性期病院に医療ソーシャルワーカーがいる意味があると思います。この考えは、卒論以来変わりません。

以下、一部転載。

参院選が公示された4日、群馬県の前橋協立病院を訪れた。医療福祉相談室長の堀込真弓さんが、記者を2階の病室に案内してくれた。

「お金がなくても、診てくれるんだね。もっと早く来ればよかったかな。がまんしてたんだよ……」。ベッドに腰かけてつぶやいた男性の言葉を、堀込さんは覚えている。

東京都内の総合病院に勤める医療ソーシャルワーカーの女性は、認知症や要介護の高齢者の年金に、無職の中高年の子どもが依存しているケースを心配している。「経済的な理由で、医療・介護サービスを高齢者が使わせてもらえず、家族に虐待されている事例を何件も見ています」。家計が苦しい高齢の患者から「私が働ける仕事はないでしょうか」と、切羽詰まった職探しの相談を受けることもあるという。

style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-2660723483554407"
data-ad-slot="5532613929"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true">