医療的ケア児等医療情報共有システム(MEIS)

先日、厚生労働省「医療的ケア児等医療情報共有システム(MEIS)」の運用が開始した旨、職場に案内がありました。

医療的ケア児等医療情報共有システム(MEIS)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09309.html
※実際のログインページが掲載されています。

医療的ケア児等とその家族に対する支援施策
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/index_00004.html
※事業概要のリーフレットYouTubeが掲載されています。

クラウド上に、患児の情報を保存しておき、患児の親と主治医が日常で使用。緊急時や遠方へ出かけた際に二次・三次救急医療機関に受診した際にもそこの医師が本人・家族の同意を得て救急サマリーを閲覧することができるとのこと。

一定の自治体内で高齢者分野において共通カルテシステムの運用は既に始まっていますが、医療的ケア児の分野において全国統一のシステムで運用開始となるのは画期的だと思いました。

但し、救急のDrがこの制度のことをどこまで知っているかは不明で、臨時IDやログインページをとっさに思いつくとは到底思えません。今後の認知度UPに期待しますし、セキュリティに配慮しつつ希望する患者については他の分野でも同様の取り組みが進むことを願います。MSWもタブレットを持って利用者宅に訪問したり、各種手続きに同行する時代を想像します。