藤田和恵「『困窮支援相談員』の呆れるほどに悲惨な待遇」『東洋経済ONLINE』2020年11月22日

藤田和恵「『困窮支援相談員』の呆れるほどに悲惨な待遇」『東洋経済ONLINE』2020年11月22日
https://toyokeizai.net/articles/-/389522

非常にうなずける記事でした。

相談にのる側の雇用が保証されていないといけないと思います。スクールソーシャルワーカースクールカウンセラーも同じく期間雇用。相談業務は雇用環境が不安定です。その分、正規社員としての公務員に大きな負荷がかかってしまうと福祉事務所や児童相談所の職員をみていて思います。

下記の図の通り、対GDP比における政府職員への報酬が、OECDの中でも最下位(インドネシアと同値)と先日の研修で学びました。「安かろう、良かろう」は成立しないのだと思います。






個人の力では構造は代えがたいので、組織の力が大切となりますが、個人化の流れの中でどのようにすればよいのか。医療ソーシャルワーカーにおいても、職能団体による雇用環境の調査とその分析結果の会員へのフィードバック、社会への提言が重要と思います。