国際ソーシャルワーク学校連盟『新型コロナウィルスとソーシャルワーク国別報告集』2020

2020年11月26日、国際ソーシャルワーク学校連盟『新型コロナウィルスとソーシャルワーク国別報告集』2020の日本語訳が日本ソーシャルワーク教育学校連盟のホームページに公表されました。
http://www.jaswe.jp/novel_coronavirus/doc/20201127_corona_socialwork_e.pdf

収載国:アルバニア、オーストラリア、バングラディッシュ、中国、エストニアフィンランド、インド、イラン、アイルランド、イタリア、日本、ラトビアスロベニア、スペイン、スリランカスウェーデン、英国

原著は2020年7月に発刊されたとのこと。

COVID-19 AND SOCIAL WORK: A COLLECTION OF COUNTRY REPORT
https://www.iassw-aiets.org/ja/covid-19/5369-covid-19-and-social-work-a-collection-of-country-reports/

コロナ禍における各国のソーシャルワーカーの取り組みを知ることができます。英国では、「英国ソーシャルワーカー協会(BASW)、教育省、保健福祉省は、全て新型コロナウィルス流行におけるソーシャルワーカーのためのガイドラインを発表しており、それぞれのウェブサイトから入手可能である。」とのこと。流石ですね。


■印象に残った文章

(オーストラリア)
・AASW は、地域で新は、地域で新型コロナウィルスウィルス感染患者を支援しているソーシャルワーカーのために、また病院で最前感染患者を支援しているソーシャルワーカーのために、また病院で最前線の現場にいる保健医療職と働いているソーシャルワーカーのために、オンラインの専門的なリソースパッケージを作成した。さらにを作成した。さらにAAASWASWは、ソーシャルワーク専門職のためには、ソーシャルワーク専門職のためにさまざまな継続的専門能力開発(CPDCPD::Continuous Professional DevelopmentContinuous Professional Development)プログラ)プログラムを提供してきた。例えば、遠隔によるソーシャルワーク介入を効果的に実施するために、ソーシャルワーカーがテクノロジーを使用できるように順応させるプログラムがある。(p23)

・オーストラリアのソーシャルワーク専門職は、干ばつや低木地帯での山火事などの自然災害に取り組んできた長い歴史がある。(p24)

フィンランド
・全国ソーシャルワーカー協会(Talentia Union of Professional Social WorkersTalentia Union of Professional Social Worker)は、新型コロナウィルス大流行の間、労働条件に関する経験を収集し、就業規則や労働者の権利に関する情報を共有することで、実務家を支援してきた。彼らの調査に基づいて、ほとんどのソーシャルワーカーは、雇用者から新型コロナスウィルスの予防と就業規則について十分な情報を受け取っている(Ahonen et al.2020Ahonen et al.2020)(p67)

(イギリス)
・多くのソーシャルワーカーは在宅勤務に移行し、サービス利用者と連絡を取り合うために電話、通信アプリケーションやWhatsAppを使用している。。一部のサービス利用者、特に緊急時や非常に脆弱な子どもや成人に関しては成人に関しては、自宅訪問、自宅訪問も続いていてる。入所及び在宅ケアワーカーは、子どもや成人に直接ケアを提供し続けている。(p178)

・英国ソーシャルワーカー協会(BASWBAS)、教育省、保健福祉省は、全て新型コロナウィルス流行におけるソーシャルワーカーのための
ガイドラインを発表しており、それぞれのウェブサイトり、入手可能である。(p178)