北海道医療ソーシャルワーカー協会と大阪医療ソーシャルワーカー協会の最近の取り組み

北海道医療ソーシャルワーカー協会の取り組みで以下2点、注目しました。

1.新型コロナウイルス感染症対策に係る転退院調整業務への医療ソーシャルワーカーの派遣協力について
https://www.hmsw.info/information/202012212.html

札幌市保健所からの依頼で、札幌市保健所医療対策室内で、以下の業務を行うとのこと。

1)高齢患者の転院・退院調整業務
・受け入れ及び後方病院における入院状況の把握
・入院中医療機関からの情報収集
・転院・退院の調整を開始すべき患者の抽出
・転院先(後方病院)の選定及び転院依頼
・退院先(施設等)の選定及び施設との調整

日常業務を公的にも評価されていることの証だと思います。このように、行政と
タイアップして業務ができると職種としての公共性が担保される良い方法ですね。

2.会員満足度調査結果報告書
https://www.hmsw.info/members/wp-content/uploads/2020/12/03a8cde8dcef68f480bc9eb8595f1e7e.pdf

かなり赤裸々な内容が、会員専用ページではなく公開されています。
ここまでの情報公開をするとは、あっぱれです。

大阪医療ソーシャルワーカー協会の取り組みで以下に注目しました。

COVID19感染拡大にかかる影響 第1 回フォローアップ調査 報告書
http://www.omsw.jp/CMS//data/img/142-1-133748.pdf

をこちらも会員専用ページではなく公開しています。

2020年4-5月に実施した調査の3ヶ月後にフォローアップ調査を実施。「第1回」とあるように、今後も定点観測を行う意思の表れと思います。

いつも2協会からは、刺激を受けます。