愛知県医療ソーシャルワーカー協会尾張北部第二ブロック研修を受講しました

昨日は、愛知県医療ソーシャルワーカー協会尾張北部第二ブロック主催のオンライン研修に参加しました。何と佐原まち子氏の研修を無料で受講できるなんて、何てラッキーなんだろう!!これもすべて企画者Hさんの熱意とコネクションのお陰です。

タイムラインは使ったことは無いのですが、シンプルで使い勝手がいいツールだと思いました。早速、明日からの実践で使ってみようと思います。そして、ジェノグラムだけでなくエコマップの書き方についてもレクチャーを受けることができました。エコマップを意識して書くことで、アセスメントに活かすことができる。またアセスメントをするために効果的なエコマップを書く。視覚的に不足している情報を見つけやすくする。

新たな発見として、Zoom上で録画のロールプレイを観たのですが、想像以上に「あり」だと思いました。これは協会の研修でも使えそう。やはり食わず嫌いはいけませんね。ポイントはスピーカービューにして、録画すること。WITH医療福祉実践研究所では、現在複数の研修の申込を受付中です。何と取手涼子氏による事例検討も本日UPされていました!オンラインだからこそ、距離を問わず自宅にいながら高水準な研修を受講できると思います。

また、1年半振りにS君に画面越しに会えたのが嬉しかったです。尾張北部第二ブロックの皆さま、企画と運営本当にお疲れさまでした。

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新戦力のiPad Pro。まだ、操作はぎこちないが「Split View」機能で2画面表示。左に講義資料、右に参加メモ。どちらにもペンで書き込みができ、アナログとデジタルの良いとこどり。紙資料とサヨナラ。書き心地からやはりProにして良かった。今後はこの方法で学習することになる。

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講師が引用していた、窪田暁子『福祉援助の臨床誠信書房,2013。徹底的に考え抜いて紡ぎだされた言葉の数々。どれも深く無駄がない。そして切れ味が鋭い。あとがきに書かれた次の一節が痛烈。「底本ともいうべき書物、あるいはモデルとなる作品を頼りに書き始めたものではなかったという事実は、筆者を絶えず動揺させました。(中略)徹底して読み込んだといえる古典の一冊も上げることができないのは、この分野の研究の蓄積の少なさと、きちんとしたシステムのなかで学問的訓練を受けてこなかった私の不運かもしれません。」(p217)