勉強会感想
昨日の勉強会では、他機関のSWの方々から大変貴重な意見を頂いた。以下2点、忘れないうちにメモ。
①10月からの部屋代・食事代に関する利用料の増額について、家族会を対象に説明会をする。
②急性期では、必ずしもADLのゴールや病状の予後について予測できない。
【感想】
本人・家族間で中長期の介護方針が決定している場合は良い。しかし、必ずしもそうならない場合もある。方針の決定に揺らいでいる本人・家族が入所した場合、彼・彼女らへの関わりについて、MSWから支援相談員へと意識的にbio-psycho-social面の情報及びアセスメントの引継ぎがなされるのであれば、支援の連続性は担保されうるのかもしれない。
◆文献1
西村周三・二木立「Part1. 対談Ⅰ 医療制度改革の何が問題なのか」『月刊 保険診療2005年1月号』医学通信社,2005,pp.2-13.
→2/14 入手
【価値判断】○
三菱総研「社会保障の将来推計」,2004
http://www.mri.co.jp/REPORT/ECONOMY/2004/mr041000.pdf
なお、健康に関する価値観については、別の学会において二木先生より以下の文献が紹介されています。
ロバート・N・プロクター(宮崎尊 訳)『健康帝国ナチス』草思社,2003
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794212267/qid%3D1108455952/249-1805924-0392342
◆文献2
続いては、こちらを早く読みたい。
『月刊 保険診療2005年2月号』医学通信社,2005
◆混合診療解禁の是非を問う
(1)混合診療の法と経済分析/福井秀夫
(2)混合診療問題の政治決着の評価と医療機関への影響/二木立
http://www.mmjp.or.jp/it.pub/magazine/2-2.new.htm
→2/21美浜図書館にて入手。
◆書籍1
柳澤 信夫監『老年期痴呆の克服をめざして』医学書院,2005.
【内容】(出版社HPより)
老年期痴呆の克服をめざす多方面からの取り組みが俯瞰できる1冊
平成14年度長寿科学業績集として,厚生労働科学研究の痴呆部門の成果をまとめたもの。痴呆の基礎研究から,実際の診断・治療,介護や社会支援,痴呆政策の国際比較に至るまで,第一線で活躍している執筆陣により,ポイントを押さえて簡潔にまとめられている。老年期痴呆の克服をめざす多方面からの取り組みの現状について俯瞰したい読者に最適。
http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00134/0013440.html
◆書籍2
最新版が出ました。いつも仕事上お世話になっております。