blogを書くということ


最近、blogで取り上げたいくつかの論文の著者から直接コメントを頂く機会があった。私の書いたものが独りよがりにならないためにも大変ありがたいことである。また、blogで取り上げなければ、まず出会うこともなかったわけであるから、交流の機会を作ってくれたという意味でもblog様様である。

また、大学院の先輩が自分の学生に私のHPを紹介してくださり、その子達が読んでくれているそうで、それも大変ありがたいことである。感謝。

ただ、一方でネット上に自分の価値判断及びコメントを掲載することによる責任についても、改めて考えさせられた。未経験であるが、論文に対する批判的なコメントに対して反論があった場合に、本当に受けて立つ覚悟が自分にあるか、ということである。

基本的には、顔が見えない関係なので、文章上のやり取りでは大きな誤解を生む可能性が高いため、ネット上で議論しようとは思わない。その場合は、直接あって話をすることが適切であろう。

blogに、読んだ論文を取り上げる主目的は、自家版論文データベースを作成することにあった。修論を書く時にエクセルで作成したが、あまりにも活用頻度が低くて悲しくなった経験がある。blogの場合は、何度も見る機会が増え、また検索も簡単だったため、他のメモと併せて自分の外部記憶装置として有益だと思って立ち上げた。

このblogを立ち上げて半年になるが、自分のためにも、また貴重な時間を割いて読んでくれる方のためにもボチボチとかつ覚悟を持って書き込みをしていきたいものである。今後ともよろしくお願いします。