近所の台湾料理店

近所に、疲れてくると急に食べたくなって、フラリと一人で出かける台湾料理店がある。やる気の無いasianの店長と、asianのコックさん、そしてよく変わるパートの訳あり風japaneseおばさんの3名で回している(この女性はasianにも変わる)。昔は、さぞかしはやっていたのであろう。色あせた有名人の写真やほこりをかぶったサインが棚に所狭しと並べてある。

この店、とにかく内装が汚い。昼過ぎに行くとパートの女性の子ども達がまかないを食べながら、口をモグモグさせて食事を運んできてくれる。おおっ・・・。普通なら考えられない光景である。しかし、ご飯は安くて大変おいしい。

地元の小学校は昨日から2学期が始まっているはずなのに、なぜ君達はここにいるのか?なぜ、客がいるのもお構いなしに、店長はパートの女性の借金問題について大声で説教するのか。

でもそれは考えてはいけない。考えたらきりが無いほどにこのお店では普通らしからぬことが起きているのである。しかし、ご飯は安くて大変おいしい。

私は何も考えず、子ども達と同様、ただただ一心不乱に、お昼の定食を食べるのである。モグモグ。また、行こう。