支援相談員交流会無事終了(2006.2.25)

諸事情により、しばらく更新が途絶えていましたが、元気にしております。 さて、先月、皆様にご案内しました、愛知県医療ソーシャルワーカー協会老人保健施設ソーシャルワーク部会主催の『支援相談員交流会』(@アイリス愛知)が昨日、無事終了しました。 参加人数、総勢35名と大変盛況。立食形式の懇親会といったスタイルで行ったので、最初はお互い知らない顔同士のため、閑散としてしまうかしらと多少心配していたのですが、それは取り越し苦労に終わりました。 前半のワークショップでは、「今、自分は利用者側と施設側のどちら寄りで仕事をしているか?」という、これまでの部会における議論を踏まえた質問を行い、一直線の左端に「利用者」、右端に「施設」と書かれたB紙上に自分の所属と名前を書いたポストイットを各自貼って頂きました。結果は、多少施設側の軸に貼られた方が多かった印象を受けました。それでも、やはり中央付近に分布が固まり、バランス感覚を保ちつつ支援業務を行なっている支援相談員の、施設内での微妙な立ち位置が確認できました。 ワークショップ形式にしたことにより、(私もそうですが)受身となりがちな参加者全員が主体的に動いてくださり、大変好評でした。人数的にも、このくらいがまとまるにはちょうど適当だったと思います。 なお、今回の参加者のうち、ソーシャルワーカーとしての経験年数が5年未満という方が最も多い参加層であり、また、2人ワーカーで勤務しているところが最多でした。結構若い層の参加が多かった訳ですが、この理由については、今後部会内で検討していく必要がありますね。 また、交流会としたため、ひとつの題材について深く皆で考えるということは出来ませんでした。それでも、ワーカー歴10年以上と経験年数の長い方の話は、大変示唆に富んでいて、かつよく考察されていて、新人ワーカーとしてはとてもためになりました。やはり先輩の経験を後輩が着実に受け継いでいく事が、利用者・家族のため、また、組織内で支援相談員として業務しやすい環境を整えていくためには重要なんだとつくづく感じました。この点については、別の機会にシンポやワークショップを開いて行なえると良いですね。 後半の懇親会では、皆さん各自で名刺交換をしつつ談笑し、あっという間に時間が過ぎてしまい、交流会の目的は無事達成することが出来たように思います。何だかほのぼのとした感じの交流会となりとてもホッとしました。 交流会終了後、そのまま打ち上げに突入。私は、いつも通りお酒を飲んで間もなくして、傾眠(zzz・・・)。みなさん、初めて見せる顔や、意外なつながりが判明して、とても楽しい打ち上げとなりました。 「よその老健の支援相談員ってどんな人がいるんだろうか?」という素朴な疑問・関心から当部会へ参加したわけですが、この1年間を通して、徐々にそれが見えてきて、そのことで自分自身や自分の施設の立ち位置が分かり、大変満足しています。 さて、今回開催した交流会を、今後どう総括し、次年度に繋げていくのか。老健部会の今後の活動が大変楽しみです。 ※本文は、私の個人的な感想であり、部会全体の感想ではありませんのでご了承下さい。