介護支援専門員に占める社会福祉士資格保有率は、3.9%

厚生労働省は、2006年12月27日「第9回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」を発表した。 同資料によると、これまでの合格者に占める社会福祉士資格保有率は、わずか3.9%にすぎなかった。 一方、最も多い資格は看護師・準看護師で34.1%、次いで介護福祉士26.5%であった。ちなみに社会福祉士と同程度の規模の職種は、医師3.6%であった。 なお、相談援助業務従事者・介護等業務従事者といった、非国家資格者は一括りになっており10.7%を占めていた。実態としては、大多数が介護等業務従事者であろう。 以上のことから狭義の福祉専門職である社会福祉士は、介護支援専門員の中で少数派であることが今回も確認できた。 ただし、実際に介護支援専門員として専従している人の職種割合は、以上の結果とは随分と異なっている印象を受ける。