hard to reach/social work関連

「わしゃ、こんな所へきとうない。」「誰の世話にもならん。」「家に帰らせてくれ。」「家でテレビをみとったほうがよっぽどましだ。」「なんでワシん家があるんに、こんなとこ泊まらなならんのだ。」「ワシはワシのしたいように行動する。」etc そんな言葉を私たち支援相談員が聞く一つ前の段階で、ケアマネ・ホームヘルパー・在介職員・地域包括支援センター職員が、どの様に悪戦苦闘しているのかについて学ぶために。これは、ホームレス支援にも通じると最近つくづく思う。 4月16日以降に購入のこと。


小松 啓ほか『在宅支援の困難事例と対人援助技法-場面再現記録法によるホームヘルプ実践の理論化に向けて-』萌文社 ページ数:157頁 発売日:2007年03月 価格:¥1,500(税込) 【目次】 刊行によせて はじめに――自治ホームヘルパーが積み重ねてきたもの          第1章 研究会の目的と方法 第2章 場面再現記録法による7事例と検討   事例1 「爪切り」を手がかりにして始まったAさんへの援助   事例2 本当は困っていた、入室「拒否」から始まったBさんへの援助   事例3 食欲なく閉じこもっていたEさんが通院や買い物で外出した   事例4 サービスを嫌うGさんの保清ができるまで   事例5 「困っていないHさん」と「困っている家族」の支援を通して   事例6 頑強に援助を拒むIさんが着替えや入浴で「気持ちよかった」と言うまで   事例7 精神面での障害をもつLさんのガス台清掃からデイホーム利用まで 第3章 生活把握とホームヘルパーのアプローチ    表 生活後退状況の把握からホームヘルパーのアプローチ、本人の変化に      至るまでの流れ 第4章 ホームヘルプの理論化と場面再現記録法  在宅支援の困難事例と対人援助技法―場面再現記録法によるホームヘルプ実践の理論化に向けて
世田谷対人援助研究会『ホームヘルプにおける援助「拒否」と援助展開を考える』筒井書房 ページ数:110頁 発売日:1999年11月 価格:¥1,785(税込) 【出版社紹介】 ホームヘルパーが実際に直面した問題の中でも、特に援助「拒否」事例に絞って検討をした報告書。ホームヘルパーのはたらきかけを再検討する。 【目次】 第Ⅰ章 援助「拒否」とは何か 第Ⅱ章 援助「拒否」の型とアセスメント 第Ⅲ章「生活の後退」の表れとしての「拒否」 第Ⅳ章 ホームヘルパーのはたらきかけ 第Ⅴ章 援助プログラムにおける「拒否」とはたらきかけの位置づけ 生活障害・はたらきかけ検討事例 t0018画像