静岡県医療ソーシャルワーカー協会の県民公開講座修了報告について

去る、10月20日(土)静岡労政会館6階大ホールにて、静岡県医療ソーシャルワーカー協会主催による県民公開講座(テーマ:がん患者を支える~がん対策基本法が制定されて~)が開催され、当日の様子が同協会HPにて公開されている。同協会会員だけでなく、広く一般市民も対象とし、更に他職種も交えて行われており、優れてopenな講座だった様子である。 こういう機会を活かして、広く医療ソーシャルワーカーの仕事について理解を得るということはとても効果的なのではないだろうか。何より分かり易い。意外と、ワーカーの研修にはこの様なopenな研修が少なく、closedな身内にしか分からない(あるいは身内でも分からない)研修が多いため、研修を企画する上でとても参考になる取り組みだと思った。 こういった「他者を交える覚悟」というものを、他職種(最近は、ケアマネ・介護福祉士も元気)を見習ってもっと身に付けていかなくてはいけないと反省する次第である。


○プログラム ・基調講演  13:20~14:30 講師   堀内智子氏 (静岡県立がんセンター 疾病管理センター長)      高田由香氏 (静岡県立がんセンター 医療ソーシャルワーカー)   ・シンポジウム 14:40~16:00 座長   高田 由香 氏 (静岡県立がんセンター 医療ソーシャルワーカー) 演者 ◎医師の立場から     遠藤博之 氏(たんぽぽ診療所 院長) ◎居宅サービスの立場から 桜井悦子 氏(訪問看護ステーション千本 訪問看護師・介護支援専門員) ◎看護師の立場から    望月佐登子氏(浜松赤十字病院 がん認定看護師) ◎地域を支える施設から  清水久仁茂氏(すずかけ病院 医療ソーシャルワーカー)