「スクールSWを導入へ 文科省、来年度から調査研究 社会福祉士、精神保健福祉士の任用も」『週刊福祉新聞』2008年2月25日号(2376号)

15億円が全て人件費と仮定して、1人あたりの年間人件費を600万円とすると、約250人分の予算となる。あくまでも常勤雇用とした場合ではあるが。医療機関といい刑務所といい学校といい、社会福祉士の活用の有効性を試される分野が拡大傾向にあることは確かなようだ。「資格は仕事をしてくれない」とは、北海道のmasaさんの言葉である。今後の動向に注目したい。 【参考】 ・MSWは、病院に1.1万人。まだまだ規模の小さな職種。小山秀夫先生(静岡県立大学教授)は、「全国にMSWを5万人にしろ!」とおっしゃる。1人あたり年間人経費600万円×5万人=3,000億円が必要。私は、3万人は欲しいと思っている。 出典:拙記事「研修2日目」(2007.11.27) 日本学校ソーシャルワーク学会


不登校や虐待など様々な問題を抱える児童生徒の課題を解決するため、文部科学省は2008年度から、児童相談所など関係機関と連携しながら支援を行うスクールソーシャルワーカー(SSW)について調査研究を実施する。来年度予算に15億円を計上し、全国141地域でSSWの活用方法について事例を収集する予定だ。同省では社会福祉士精神保健福祉士の活用も想定している。 出典:「スクールSWを導入へ 文科省、来年度から調査研究 社会福祉士精神保健福祉士の任用も」『週刊福祉新聞』2008年2月25日号(2376号)