書籍紹介

金山駅磨里書房で店頭に並んでいたので思わず購入。A6キャンパスノートを使って、あらゆる情報を一元管理するシンプルな方法を紹介。わずか2ヶ月で11刷りとは驚き。 大学院時代は、研究資料の保存方法として平野隆之先生が紹介して下さった、「MARUZEN A4-10」ノート(税込み735円)を愛用していたが、社会人になってから上手く活用できていなかった。特に情報が散逸してしまうことにストレスを感じている。今回この本をきっかけに情報整理ノートを作ってみようと思った。 印象に残ったのは、以下4箇所。 1.探書リストは付箋に記入。ノートの代替わり時にまとめてお引越し(p62&pp.81-84) 2.三菱鉛筆の加圧式ボールペン「パワータンク」は、水に濡れても上を向いて書いても書ける優れもの(そんなシチュエーションに出くわすのかはさておき)(p67) 3.ページでポケットを作り、資料を一時保管するのに使う(p76) 4.セロハンテープより、メンディングテープの方が劣化が少ない(p80) 以下、Amazon.comより転載。


奥野宣之『情報は一冊のノートにまとめなさい』ナナ・コーポレート・コミュニケーション,2008.3 【内容】 ◆分類・整理しても使えなければ意味がない。実際に情報を使うための「一元化」管理術。 ◆誰でも今すぐ100円で実現!ローテク「知的生産術」 情報整理というと、分類・整理しなければならないと思っている人が多いかもしれませんが、実はその分類・整理こそが「続かない」「使えない」原因となっています。 情報を実際に活用するには、情報を一箇所にまとめ、分けずに時系列に書き込んでいけばいいのです。 そうすることで、すべての情報は必ずノートの中に「ある」ことになります。そして、パソコンを使った検索術を活用することで、情報は一発検索することができるようになります。 情報は複雑に管理しても続かない、使えない。ちまたの情報整理術、手帳術、知的生産術の本を試してもうまくいかなかった人、ノウハウを学んでも実際には活用できていない人のために、「簡単に」「誰でも」「使える」「ローテク」の情報整理術を紹介します。 【著者紹介】 1981年、大阪府生まれ。同志社大学文学部を卒業後、現在まで環境、運輸などの業界紙で記者として活躍。かたわらで雑誌、フリーペーパー向けに原稿執筆、写真撮影なども行う。行政や企業を取材してビジネス記事を書く一方、取材メモの整理と原稿作成に苦労した体験から、効率的な情報管理についても研究を重ねる。ややこしい話をキャッチーに要約したり、インタビューをそれらしくまとめる手腕には定評がある。発信側の真意を酌んで読者に本質的な意味を示す「コミュニケーションの仲介役」になれるよう心がけており、そのノウハウは他のビジネスにも有益だと考えている。本書がデビュー作。 情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」