中村秀一社会・援護局長、西山正徳健康局長が7月11日付けで勇退

ここのところ元気な舛添厚労相の言動が気になり、厚生労働省HP内の「大臣記者会見等」の7月4日付記者会見概要をチェック。えっ、中村秀一社会・援護局長と西山正徳健康局長が7月11日付けで勇退!?中村秀一氏は、てっきり事務次官まで登りつめると思っていたのですが・・・。 関係者にとっては想定の範囲内だったかもしれませんが、私のようないち国民には衝撃ニュースでした。 中村秀一氏は、昭和48年東京大学法学部卒業、厚生省(当時)入省後、老人福祉課長,年金局年金課長,保険局企画課長,大臣官房政策課長,厚生労働省大臣官房審議官(医療保険・医政担当)、老健局長を経て平成17年8月より現職。介護保険法の施行や、今回の社会福祉士及び介護福祉士法の改定に関わった。大熊由紀子「物語・介護保険第24話・再び、褒める社説大作戦」『月刊介護保険情報』2006.3の記事が面白い。 ※なお、同「第9話 介護対策検討会と日本型福祉への反逆」『月刊 介護保険情報』2004.11と「第11話 スピーチセラピストが開いた介護福祉士」『月刊介護保険情報』2005.2では、古瀬徹先生(現鹿児島国際大学大学院)のご活躍の一端が紹介されている。 西山正徳氏は、昭和52年慶應義塾大学医学部卒業、厚生省(当時)入省後、保険局医療課企画官、老健局老人保健課長、技術総括審議官を経て平成19年8月より現職。平成15年7月中医協内の「診療報酬調査専門組織」発足に尽力された。 お二人とも今後どこに移られるのか、行き先がとても気になります。