KTGH-L(09.5.8)

胃瘻、経鼻、IVH(CV)、IVHの挿入部位は内頚・鎖骨下・鼠蹊部、IVHはポート造設。IVHに入れる輸液は、補液のみなのか・高カロリー輸液なのか。転院先に相談する際、栄養摂取方法はこの点について、主治医に事前に詰めておく必要があることがようやく分かりました。 受け入れ先の病院はそれぞれに受け入れ基準があり、上記内容との組み合わせで、まず受け入れの可否の前に相談にのってもらえるか否か返事をもらいます。 もちろん在宅に帰る際にも同様に確認が必要。 経口摂取が出来なくなった本人や家族は、不安を抱えた中でこういった栄養摂取方法のレパートリーを一定のアセスメントの上で医師から情報提供を受けて判断することになります。 ・本人は食べることが大好きだったのにもう食べられないのですか・・・。 ・管を付けてまで生きながらえさせることが、果たして本人のためになるのか。 ・在宅に帰るにしても、私たち家族で対応できるのでしょうか。 ・管を付けていると転院・転所できる行き先が限られてしまうのですね。 本人・家族は突然に決断を求められることになり、こう言ったことを不安に思いながら悩むことになります。 もちろん、一旦こういった栄養方法を選択しても、そもそも何故食べられなかったのか原因が分かり、改善した場合は再び経口摂取も可能となる場合もあります。中には経管栄養と経口摂取を併用される方も。 海外ではどうなのでしょうか?そもそも経管栄養ということ自体やらない国もあると耳学問で聞いてはいますがその真偽は不明です。栄養摂取方法って奥が深いですね。 以下、実際の援助展開が良く分からないので取り寄せ。


・岸秀子ほか「こうしています!在宅中心静脈栄養法の退院指導の実際」『消火器外科』vol.7,№8,2002,pp751-755 種類:実践報告 ・鈴木香織「中心静脈栄養を受ける患者の退院計画」『看護技術』vol.44,№7,1995,pp.50-54 種類:実践報告 ・杉山孝博「経管栄養・中心静脈栄養患者の退院指導」『INFECTION CONTROL』vol.10,№9,2001,pp.888-892 種類:実践報告 ・中村美春「社会資源の活用事例4 胃瘻造設術を施行し退院となった事例」『月刊ナーシング』vol.23,№3,2003,pp.50-53 種類:事例検討 ・小松美智子「効果的な社会資源の活用-ナースと他職種の連携の実際④ チューブをつけた患者(在宅中心静脈栄養法)の場合」『看護学雑誌』61(3),1997,pp.239-241 種類:事例検討 ※東京女子医科大学病院MSWによる論文。