「労災、失業保険は切り離し/新たな船員保険」『四国新聞』2006.12.21

今から2年6ヶ月も前の記事ですが、僕にとっては大変ためになる記事です。 現時点では、船員保険被保険者の労災相談窓口は労働基準監督署ではなく、当該船員保険を管理・運営している社会保険事務所なのですね。新人MSWにとっては大変勉強になりました。そして、現在の制度も2010年度までには、やはり社会保険事務所から労働基準監督署へと労災相談窓口が変更になる予定なのですね。日々、是勉強ですね。


船員保険制度の改正を検討していた厚生労働省船員保険事業運営懇談会は21日、同保険の3部門のうち労災部門と失業部門を切り離し、それぞれ国の労災保険雇用保険に統合するのが適当だとする報告書をまとめた。  これに伴い、新たな船員保険は健康保険部門が中心となり、社会保険庁の解体後に健保部門を担当する全国健康保険協会に移管されるとの内容。  厚生労働省は2010年度までの移行を目指し、法改正をする方針。船員保険の保養所や船員保険病院などの施設については引き続き整理合理化を検討する。  全国健康保険協会は08年10月発足予定の公法人で、中小企業の従業員らが加入する政府管掌健康保険を運営する。