新刊案内

「25疾患の患者団体が執筆した原稿をベースに、医師らが必要な修正を加えたもので、患者の体験談を豊富に盛り込んだ内容となっている。」(『CBニュース』2009.9.4)なかなかおもしろそうですね。即購入手続きしました。
ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会& 『患者と作る医学の教科書』プロジェクトチーム 編『患者と作る医学の教科書』日総研,2009.8 B5判 280頁 定価2,800円(税込) 表紙 慢性頭痛片頭痛,緊張型頭痛,群発頭痛などの一次性頭痛) 認知症 てんかん 統合失調症 パーキンソン病 シャルコー・マリー・トゥース病(遺伝性運動感覚性ニューロパチー) 先端巨大症(末端肥大症) 1型糖尿病(IDDM) プラダー・ウィリー症候群 中枢性尿崩症 腎性尿崩症 口唇口蓋裂 COPD慢性閉塞性肺疾患気管支ぜんそく 先天性心臓病,後天性心臓病 マルファン症候群 乳がん 肝臓病B型肝炎C型肝炎慢性腎不全(透析患者) クローン病  クローン患者Aさんへのインタビュー 神経因性膀胱による溢流性尿失禁 全身性エリテマトーデス 白血病 HAMHTLV-1関連脊髄症) 変形性股関節症 てんかんの紙面構成(例) 1.病気の概念 2.医療につながるきっかけとなった症状、初診時の様子  1)症状  2)初診時の様子  ・診察室の患者の声【初診で患者はこう伝える】  ・医療者側にお願い  3)再発、その他 3.検査の内容  1)検査内容と患者の声   2)注意事項 4.誤診されやすい病気など  1)間違われやすい疾患名と症状・理由  2)注意事項(患者の悲鳴)  ・医師による危険な治療例  ・誤診や不適切な診療後の患者  3)診察科目 5.診断時に気遣ってほしいこと  ・診断時の問題点  ・診断後の患者の気持ち 6.治療の内容  ・薬物療法・抗てんかん薬  ・脳外科治療  ・ケトン食療 7.薬の副作用や手術後の合併症に関する患者の声  1)治療の副作用  2)抗てんかん薬による重い副作  3)抗てんかん薬が切れた時の症状 8.患者の悩み、患者がかかえる問題  ・生き方の変化(就学・仕事との関係、結婚・妊娠・出産・老後)  ・家族がかかえやすい問題・悩み  ・生活で工夫していること ほか 9.医療費と制度(保健・福祉関係) 10.病気と共に生きる 11.医師や看護師などに望むこと