復刊紹介

H・M・バートレット 著(小松源助 訳)『社会福祉実践の共通基盤』ミネルヴァ書房がミネルヴァ・アーカイブズとして2009年7月に復刊していることを、今日偶然、ジュンク堂で見つけて知りました。あれだけ中古本を探していたのに・・・。 値段は、8400円(税込)と高いですがソーシャルワークにおけるどんな論文や書籍にも多く引用されている本なのであるうちに手に入れておきたいです。私は早速購入しました。やはりネットだけではなく実際に書店に行くことも大切ですね。 ○内容 1970年代アメリ社会福祉の変革に画期的な貢献をなした本書は、ソーシャル・ワーク実践を統合的にとらえ、具体化していくための基本的な諸点について体系的に考察を加え、共通基盤の確立をはかろうとした金字塔的名著。 ○目次 感謝のことば/序文  Ⅰ 背 景 1 ソーシャル・ワークがもつ強みを探求していく 2 初期の動向 3 統合的思考に対する障壁  Ⅱ ソーシャル・ワーク実践の専門職モデル 4 ソーシャル・ワーク実践の専門職モデル 5 ソーシャル・ワーク実践における本質的な要素 6 ソーシャル・ワークの焦点としての社会生活機能 7 ソーシャル・ワークの志向 8 共通基盤への前進  Ⅲ 実践における共通基盤の活用 9 事前評価における専門的判断 10 調整活動 11 強固な基盤の確立を目指して 参考資料 ソーシャル・ワーク実践の基礎的定義 訳者あとがき