新刊案内

退院支援という言葉の中に実務的な作業である退院調整が含まれる。そういった定義づけに変化してきている気がします。 外来患者のフォローや、受容支援など、入院患者の退院調整だけではないところにも看護師の実践は広がりつつあります。思いばかりが先行して、他者への発信が乏しいMSWはこれから病院で何をしていくか。
「特集 病棟看護師必携! 一冊まるごと退院支援」『看護学雑誌』2010年05月号 (通常号) ( Vol.74 No.5) 商品写真 ■1 退院支援のプロセスを学ぼう 宇都宮 宏子 今なぜ、退院支援なのか 退院支援の3つのプロセス STEP 1 スクリーニングとアセスメント SETP 2 受容支援と自立支援 STEP 3 サービス調整 外来患者への在宅療養支援事例 ■2 事例を読み解く 多角的・時系列にみる退院支援 事例1 ストーマ人工肛門)を造設した独居高齢者 三輪 恭子・福田 正道・河野 洋子・大西 永里子・渡瀬 和美・図書 ひとみ 事例2 がん終末期に在宅中心静脈栄養法(HPN)を導入 原田 かおる・小笠原 舞・石 典子・西本 典子 事例3 PEG(胃ろう)からHEN(在宅経腸栄養管理)へ 岩瀬 嘉壽子・林 祐希・杉之原 結・大池 教子 ■3 病棟看護師が押さえておきたい 知識と技術 (1)介護保険 本誌編集室 (2)栄養 篠 聡子 (3)排泄 高崎 良子・西村 かおる (4)褥瘡 藤原 恵美子 (5)糖尿病 斎藤 幾重 ■4 壁を越える 施設間の壁を越える ―地域連携を推進する長崎OPTIMの試み 吉原 律子 病棟看護師の情報を地域連携にいかす ―地域連携クリニカルパスの活用 下村 裕見子 訪問看護体験で知ったこと 萩原 貴美子