「緊急時に短期病床提供、都道府県では初―富山」『CBニュース』2010年04月20日

病状や、感染症の有無などの様々な障壁を乗り越えて、本事業を受け入れた2病院に敬意を表したい。 以下、CBニュースより転載(リンクは管理者による)。
「緊急時に短期病床提供、都道府県では初―富山」『CBニュース』2010年04月20日 富山県はこのほど、在宅療養者の介護者が急病などの緊急時に、介護保険法の指定を受けた病院のショートステイ専用病床を確保して提供する事業を開始した。都道府県では初めての試み。  県が昨年11月に実施した医療系ショートステイの実態調査によると、ショートステイが必要な利用希望は1日当たり2.5件発生しており、このうち34%が利用できていなかった。  対応する病院は、光ヶ丘病院高岡市)と桜井病院黒部市)で、それぞれ2床ずつ。市町村で先行していた横浜市川崎市仙台市の事例などを参考にした。利用期間は7日以内、介護保険制度の通常の利用料と食費などの自己負担が必要となる。  4月20日に県内の各市町村や関係機関に告知。21日に県のホームページに専用ページを開設して周知を図る。利用希望者はケアマネジャーか主治医を通じて申請する。  高齢福祉課では、「緊急対応を目的としているが、申請から利用開始までに1日くらいはかかる。利用開始までの時間短縮を検討するとともに、病床提供する病院の拡大を図る」としている。