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岩田正美 監・編『貧困と社会福祉リーディングス 日本の社会福祉 第2巻)』日本図書センター,2010.6 427ページ ○著者略歴 岩田 正美 1947年生まれ。1971年、中央大学大学院経済学研究科修士課程修了。大阪市立大学生活科学部助手、東京都立大学人文学部教授を経て、日本女子大学人間社会学部教授。博士(社会福祉学) ○内容 戦後から現代までに培われた日本の社会福祉分野における研究蓄積の中から、重要論稿を精選・収録。社会福祉研究のエッセンスがここに集結。 ○目次 第1部 戦後貧困問題へのアプローチ(1)―社会階層と生活構造(社会福祉の対象 貧困の類型 貧困研究の視角) 第2部 戦後貧困問題へのアプローチ(2)―ボーダーライン層の議論(ボーダーライン層の生活構造の研究 ボーダー・ライン層の設定に関する作業仮説 ボーダー・ライン層と家計費 低所得階層の社会福祉的分類) 第3部 最低生活と保護基準(生活と貧困 生活保護基準引上げ論 社会保険の最低基準 「最低限度の生活」の規範) 第4部 貧困地区(上野・葵町 上野・葵町移転について 社会福祉の圏外の人々 家族構成からみた仮小屋部落の生活 児童の地域生活をめぐる家庭と児童福祉従事者の問題状況(その1)) 第5部 現代における貧困論の多様な展開(現代の貧困の特徴 貧困の性格変化と社会生活の困難さ 「最低限の生活水準」に関する社会的評価 バスに鍵はかかってしまったか?) 秋元美世 編『社会福祉の権利と思想(リーディングス日本の社会福祉 第5巻)』日本図書センター,2010. 6 417ページ ○著者略歴 秋元 美世 1954年、東京都生まれ。1985年、東京都立大学大学院社会科学研究科基礎法学専攻博士課程修了。同年、東京都立大学法学部助手。その後、茨城大学人文学部社会科学科専任講師、助教授を経て、1997年に同教授。1998年、東洋大学社会学社会福祉学科教授。博士(社会福祉学) ○内容 戦後から現代までに培われた日本の社会福祉分野における研究蓄積の中から、重要論稿を精選・収録。社会福祉研究のエッセンスがここに集結。 ○目次 第1部 社会福祉の権利―基本的理論(生存権理念の展望 生存権は物盗りではない ほか) 第2部 福祉権をめぐる訴訟と運動(朝日訴訟の展開とその意義 堀木訴訟と朝日訴訟 ほか) 第3章 個別福祉分野における権利の問題(児童福祉における「子どもの権利」再考 “実践的子どもの権利学”への道 ほか) 第4部 社会福祉の権利についての新しい展開(社会福祉における権利意識 侵害原理、モラリズム、パターナリズムと自律 ほか)