「夜間訪問介護低調、補助金16億円『無駄』」『読売新聞』2010年10月23日

実態としてはこういうことか。課題はやはり区分支給限度額か。 【関連】 ・「夜間対応型訪問介護が広がらないのは、なぜ?」『町会議員 山下りつこの議会報告』2010年4月19日
「夜間訪問介護低調、補助金16億円『無駄』」『読売新聞』2010年10月23日 ホームヘルパーが夜間に高齢者の訪問介護をする介護保険制度の「夜間対応型訪問介護」について会計検査院が調べたところ、休止・廃止するか、利用が想定の30%未満にとどまる介護事業所が7割に上ったことが分かった。  検査院は22日、これらの事業所への補助金約16億1200万円が無駄になっているとして、厚生労働省に改善を求めた。  夜間対応型訪問介護では、高齢者に小型の通信端末を配布し連絡を受ける仕組みになっており、端末などの購入に補助金が出ている。検査院は、2006~08年度に補助金を受けた民間の夜間介護事業所101か所を調査したが、利用者が増えないため事業所を廃止したのは7、休止は26もあった。このほかに、購入した端末の利用率が30%未満のところも40あった。 (2010年10月23日20時03分 読売新聞)