第6回 愛知県医療ソーシャルワーク学会

今年も学会に参加しました。今回は、先輩と後輩が発表。当日の準備をされた事務局の方々も、業務でお忙しい中、お疲れ様でした。おかげで、楽しかったです。 感想としては、大学院を経験した人の報告、あるいはその人がおそらく指導したであろう人の報告は、発表の形式・水準・内容が、経験してない人に比べて高い印象を持ちました。これは発表者の能力の問題「だけ」ではなく、研究発表するためのトレーニングを受けた経験の有無も要素としては大きいと思います。 【おすすめ文献】 研究のとっかかりにお奨めするのは、東北大学大学院酒井聡樹先生の書かれた、以下の3冊です。 主に学部学生を対象とした入門編。 主に修士課程を対象とした中級編。 ポスター・口頭発表のイロハを紹介しています。 ○記念講演 ホームレス支援全国ネットワーク 代表 奥田知志氏  とても話が上手で、ハンカチ無しには聞けませんでした(涙)ちなみに、奥田氏は、北九州ホームレス支援機構の代表でもあります。 ※大分の先生は同ネットワークの理事でいらっしゃる。 【印象に残った言葉】 ・自己責任と社会的責任は一対のもの。自己責任が果たせる環境を、まず社会の側が整備する必要がある。ホームレス状態の人たちに、就職できるよう自己責任でやれといったって、住所がない、お金がない中ではできない。 ・困窮概念 従来の経済的困窮と身体的困窮に加えて、現代には関係的困窮がある。 ・ホームレス状態からアパートに移ったらおしまいではない。 20110226103058.jpg 記念講演の模様 20110226153350.jpg 先輩の発表模様。満員御礼。 【番外編】 20110226130858.jpg

地元の中華料理店 浜木綿。新・担担麺。安定感のあるお味。チョイ辛。 20110226170017.jpg   学会終了後。なめらかプリンでお馴染みのパステルにてプリンアイスクリーム。