既刊案内

Carel B. GermainとAlex Gittermanが著した『The Life Model of Social Work Practice(2nd) 』1996.4の邦訳が出版されていることを知りました。上智大学高山恵理子先生講義シラバスにて参考書に挙げられています。 Carel B. Germain,Alex Gitterman(田中禮子ほか監訳)『ソーシャルワーク実践と生活モデル(上・下巻)』ふくろう出版,2008年09月08日 ソーシャルワーク実践と生活モデル(上) ソーシャルワーク実践と生活モデル(下) ○内容 人種差別、貧困、性犯罪、トラウマ経験など、現代社会に生きる人たちはストレッサー(ストレスの要因)に囲まれて生活している。本書はさまざまなストレッサーのため傷つき悩まされている人々を支援するソーシャルワーカーの行状をつぶさに分析し、ソーシャルワーカーに求められるものは何かを考えるためのヒントを多く紹介する大作である。 ○目次 【上巻】 第1部 概観(生態学的見方;ソーシャルワーク実践における生活モデル:生活モデル実践に不可欠な要素) 第2部 生活モデル実践の援助過程(初期:兆し、援助様式、方法及び技能;ストレスに満ちた人生の転換期やトラウマを経験した個人、家族、グループへの援助;環境ストレッサーを持つ個人、家族、グループへの援助;家族の発展過程で生じる不調和と援助) 【下巻】 第2部 生活モデル実践の援助過程(続き)(機能不全のグループの発展過程への援助;ワーカーとクライエント間のストレスの低減化;終結:兆し、援助様式、方法及び技能);第3部 地域社会、組織、政策レベルでの生活モデル実践(地域社会及び近隣における生活に影響を与える;社会福祉実践家の所属組織に影響を与える;法律、規則、政策に影響を与えるソーシャルワーク活動);付録 原著は2008年に第3版が出版されているようです。