山田晃史「児童虐待をテーマ 脳死下臓器移植で会議」『中日新聞』2011年9月28日

北里大学病院患者支援センター。同ニューズレター『』№87,2010,p4にてソーシャルワーカーが紹介されている。1,033床に対してソーシャルワーカー7名。なかなか大変な業務量であろうと察する(2011年9月現在の在籍数は不明)。しかし、同病院のソーシャルワーカーは通常業務に加えて職能団体の公的活動も多く、本当に頭の下がる思いだ。 以下、中日新聞HPより転載。(赤文字は筆者が加筆)


山田晃史「児童虐待をテーマ 脳死下臓器移植で会議」『中日新聞』2011年9月28日 富山大病院  病院や消防、児童相談所など臓器移植に関係した機関が集まった「県脳死下臓器提供に関わる関係団体の連絡会議」が二十七日、富山市杉谷の富山大病院であり児童虐待防止をテーマに理解を深めた。  昨年に施行された改正臓器移植法では、十五歳未満の脳死下での臓器提供が可能となったが、十八歳未満が提供する場合は虐待を受けていないことを確認しなければならない。会議は県内の病院が持ち回りで毎年行っており、臓器提供が円滑にできるよう、今年は児童虐待の見分け方や病院と児童相談所など関係機関との連携を学ぶことが目的。  一九九三年から児童虐待防止委員会を設けた北里大病院(相模原市南区)の医療ソーシャルワーカー早坂由美子さんが講師を務め、同院の取り組みを講演した。親の不自然な態度や年齢不相応な外傷があるなどの項目を設けたスクリーニングシートを作成し、「児童虐待を発見するにはアンテナを張ることが重要」と訴えた。 (山田晃史) PK2011092802100067_size0.jpg 児童虐待防止について講演する北里大病院の早坂さん(左)=富山市杉谷で